高さ3.8mのボルダリングが子どもの体力と創造力を育む

4畳の吹抜けを採用した開放感あふれるLDK。アラスカの観測基地でも採用されている高性能断熱材「アイシネン」と、16mmの空気層が入ったペアガラスのおかげで、家中の温度差がほとんどなく快適に過ごせる。対角線上に視線が抜けていくことで、より広く感じられるのも『アリアンス』ならではの設計手法だ

子どもが学校から帰ってきて「ただいま」を言ってから自室に向かうよう、リビング階段を採用。階段壁に書棚と収納庫を造作した

ご主人も普段から料理をするので、キッチンのワークスペースを広くとった。収納も充実

キッチンにいても吹抜けを通して2階の声が聞こえるので安心。和室は子どものお昼寝に重宝している

2階の空中廊下。寝室の入口に手洗いコーナーを造作

三方を建物に囲まれた狭小地でも、吹抜けと東側の中庭から採光を確保

主寝室内に設けた書斎スペースには、L字型のカウンターを造作。奥さまが育休を終えたらここでリモートワークをする予定

2階のフリースペースはセカンドリビング兼子どもたちの遊び場。ウンテイ、ボルダリング、ハンモックが体力と創造力を養う

子どもの好奇心と創造力を育てるボルダリングをデッドスペースに造作

ハンモックやボルダリングなど、子どもの冒険心や体力を育むアイテムがいっぱい。雨天でも飽きずに過ごせる

ご主人が絶対に取り入れようと決めていたボルダリングとウンテイをキッチンから見える位置に造作。ボルダリングは、子どもの体力をつけるとともに、考えて上手になっていくので想像力も養われる

深く伸ばした軒が夏の直射を遮り、冬は光を室内の奥まで届ける。L字型のウッドデッキと家庭菜園が子どもの創造力を育む

子ども部屋には既製品の遊具だけでなく、ダンボール箱で作ったトンネルも設置した。費用がかからず、場所も取らず、エコにも貢献。自分の好きな形に何度でも作り直すことができるので、子どもの知恵・創造力・表現力を育んでくれる。成長したら簡単に処分できるのもありがたい。自然派志向の夫妻ならではのアイデアだ

階段の吹抜け。高い設計力・施工力で、コーナーぎりぎりに窓を設置しても耐震等級3を取得している

幅6m×奥行14m、26坪の狭小敷地に建てた鉄骨3階建て。雨に濡れないビルトインガレージや屋上庭園、8畳の地下収納など工夫を凝らした

最大6mの高い吹抜けのあるLDK。白・黒・グレーの3色を基本に空間をコーディネート。スケルトンの鉄骨階段から空中廊下を渡って、寝室、子ども部屋へとつながる

3階の女性陣専用の洗面コーナーは造作。1階から3階まで吹抜けていながら、高い断熱・気密性能により、エアコンの力をあまり借りなくても夏涼しく、冬暖かい居住空間を実現