「リビングテラスハウス」は、延床面積が約29坪のコンパクトな二階建て。この家の最大の特徴は、どんな土地にもフィットする「土地を選ばない住まい」であることだ。同社で家を建てる施主さんは、7割以上が土地購入から家づくりをスタートするため、土地探しが難航して計画が長期化するケースも多い。そこで『ARRCH』では、候補地が住宅密集地や幹線道路沿いなどで、外部からの視線が気になる場合でも、のびのびと開放的に暮らせる間取りを実現。立地に最適なプランを提案できるのも、建築家と一緒に建てる家ならではのメリットだ。モデルハウスの敷地は南面角地。日当たりは良いものの、交通量の多い交差点が目の前にあり、外部からの視線や音が気がかりだ。そこで、あえて日当たりのよい南面・東面には掃出窓を設けず、外からの視線や音をカット。その代わり、南面の吹抜けに高窓を設け、東面にはリビングとつながるテラスを配置したことで、明るく開放的な空間が生み出された。共働き家族を想定した家事ラクな動線や、家族の暮らしに合わせて確保された機能的な収納もしっかりチェックしよう。