ご主人のオフィスと奥さまのネイルサロンを併設した、延床約71坪のコートハウス。木目はあまり好みではないという夫妻の要望に基づき、床は全面タイル仕上げに。ご主人のオフィスは1階に設け、居住エリアとオフィスとの境目を玄関ホールや階段で仕切ることで、仕事空間と生活空間に距離を持たせてある。一方、奥さまのネイルサロンは、来客時にプライベートエリアが視界に入らないよう、2階の一画に配置した。暮らしの中心となるLDKは、32畳もの大空間。リビングを吹き抜けにして大開口を設けてあるため、空間がいっそう広々と感じられ、海外のリゾートのような非日常感に包まれる。リビングとシームレスにつながる約19畳の中庭は全面タイル張りで、陽光や照明に照らされると、いっそう光沢を放つ。さらに、サウナや屋外用の浴槽、トレーニングルームも完備。仕事時間も、家族時間も、自分時間も楽しめる、贅を尽くしたコートハウスが実現した。