前橋・高崎
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STEP.04お金と法律の知識をつけよう
住宅の広告に「坪単価○万円」と書かれているため、床面積に単価をかけた金額で家がもてると考えている人がいますが、これは大きな間違いです。図1にあるように、家づくりにかかる費用には、「本体工事費」「別途工事費」「諸費用」の3つがあります。
3つの中で最も金額の大きいのが「本体工事費」です。文字通り、建物本体にかかる費用で、総費用の70~80%を占めます。前述の坪単価は、この本体工事費を表したものです。
次に多いのが「別途工事費」です。古い家を壊す解体工事、地盤が軟弱な場合の地盤工事、門や塀などの外構工事、屋外の上下水道工事やガス工事、電話工事などがあります。別途工事は状況に応じて必要になるため、予想外の出費に驚くことが多いものです。
「諸費用」には、契約時の印紙代、ローンを組む際の手数料、引っ越し費用、地鎮祭・上棟式の費用、土地・建物の登記費用、火災保険料など、様々なものがあります。
これを踏まえた上で、坪単価60万円、総床面積40坪の家を建てた場合の費用を計算してみましょう。本体工事費は2400万円、別途工事費は680万円前後、諸費用は340万円前後で、総費用は3420万円前後の計算です。土地から買う場合は、これ以外に土地代も。また、入居後には税金(不動産取得税、固定資産税、都市計画税)がかかることも覚えておきましょう。