【リビング階段】開放感とコミュニケーションアップにも貢献
階段をリビング内に設けたのが「リビング階段」。視線が上階にまで伸びるのでリビングがより大きく開放的に感じられます。LDKが設置場所を兼ねることで、省スペースにも大きく貢献。コミュニケーションが増えるのも大事なメリットです。
case1:男前インテリアが武骨な階段で完成
オリジナルで製作したマットブラックの鉄骨×古材調ウッドのスケルトン階段が、リビングをエッジの効いたメンズライクな雰囲気にまとめています。ヴィンテージ感のあるインテリアとの相性も抜群!
【写真協力/ホームプラザ大東】
case2:ドラマチックな空間を創造する主役に
リビングからガラス越しに見える、宙に浮かんだような片持ち階段。天然石や間接照明を印象的に使ったラグジュアリーな世界観を象徴する存在に。
【写真協力/幸和ハウジング】
case3:インテリアに馴染む風合いを階段にも
大人かわいい“シャビーシック”な家。中2階とリビングをゆるやかにつなぐ階段は、踏み板をワントーン抑えたアンティーク調ホワイトで塗装
【写真協力/FAN CRAFT】
【ウッドデッキ】リビングにゆとりが生まれるアウトドア空間
リビング続きのウッドデッキは普段は洗濯物干しや子どもの遊び場に、休日はバーベキューをしたりと何かと重宝。リビングの床材とデッキ材の貼る方向を揃え、さらに床とデッキの高さを段差なくフラットにすると、より視線が屋外に抜けてリビングが広々感じられます。
case1:豊かな屋外空間が日常に彩りを添える
幅広のデッキ材は防腐・防虫処理済のヒノキを使用。大開口のオーダーメイド木製サッシと庭側に設けたデッキ材使用のベンチで、ウッドデッキもリビングの一部になるよう綿密な演出がなされています。
【写真協力/マクス(マクス一級建築士事務所)】
case2:つい遊びたくなる芝生の庭へ橋渡し
リビング・ダイニング前にぐるりとウッドデッキを配置。視線の先には涼しげな立ち木と芝生の緑が広がり、子どもが素足で走り回れる遊び場に。
【写真協力/「あだちの家。」 足立建築】
case3:フラットなつながりは性能面でも安心
フルオープンできるリビングの掃出し窓と、フラットにつながるウッドデッキ。サッシのレールに段差がないのでつまずく心配がなく、安心です。
【写真協力/富士ホームズデザイン】
まとめ:キーワードは”ひろびろ開放感”
「リビング階段」と第1回で紹介した「吹き抜け」は、限られた面積の中でも開放感と明るさをもたらしてくれます。デザイン性も高くなるのが人気の理由。また、「ウッドデッキ」は床が窓越しに屋外まで続いているように見え、リビングが広くなったように感じられます。さまざまな実例を参考に、自分たちの暮らし方にあった間取りを実現してください。