布もの作家として、自宅の一部に店舗とアトリエを持つmalicoさん。お店に置く商品も、自宅で使うものも、人の手が加わったものを中心にセレクトしている。アンティークショップを巡り、直感でアイテムを購入。自分でペイントを施したり、木工を趣味としているお父さまにリメイクしてもらい、ものに新しい命を吹き込んでいる。居住スペースは決して広くはなく、ダイニングテーブルもソファもない。そのため、「ものを買ったら二つ手放す」ということを心がけているそう。「子どもたちが将来、家を出ることを踏まえ、家は可変性を高くしています。部屋に子ども部屋、寝室という型を決めていないのです。家族のライフステージに合わせ、その時々で部屋づくりをしたいと考えています」。模様替えが好きというmalicoさんの日々変化し続ける住まい。数か月後には、また違った表情を見せているかもしれない。
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土間部分はお店でありながら、家族の玄関。malicoさんが作る洋服やアクセサリーのほか、malicoさんがデザインしたお父さまの木工作品、台湾から直輸入している「+10」のカラフルな靴下も並ぶ
カウンター代わりにしている棚は、お父さまの手作り。ペイントはmalicoさんが施した。裏面に食器などが収納されており、動かしやすく、将来的には別の使い道を考えているそう
通常なら扉をつける収納スペースをカーテンで仕切った。圧迫感もなく、収納以外のスペースに変えることも可能
「15(イコ)」自宅兼ショップのため住所等は非公開。詳細はInstagram(ID:15malico)で確認を
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