住宅がひしめく市街地に土地を購入したＳさん。約36坪の敷地に、いかに狭さを感じさせない家を建てるかが課題だった。『インフィルプラス』と打ち合わせを密に重ねて完成させた新居は、延床30坪弱とは思えない開放感。SE構法ならではのメリットを活かし、2階が1階よりも張り出したオーバーハングの形状にしたことで、スペースをより多く確保した。1階のLDKは21畳もの広さ。吹抜けや大開口、内と外をつなぐデッキがいっそう広がりを強調。随所に収納も充分に設けてある。「着工前、敷地に建物の位置を示す地縄が張ってあるのを見た時は『小さい家になっちゃうな』と思ったのですが、完成したら室内が想像以上に広くて驚きました」とご主人。コンパクトでありながら広さにゆとりを感じる家で、日々の暮らしを悠々と楽しんでいる。