前橋・高崎
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1997年、愛知県常滑市生まれ。名古屋大学大学院で木の強度や森の生態系、古民家調査などを学び、2022年『石牧建築』に新卒として入社。SNS・ホームページの管理から、自社イベントの企画・運営、各種申請業務、アフターメンテンス、建築模型の製作など、幅広い業務をこなしている。趣味はコーヒー、古着、バスケットボール。
旧帝大の大学院出身で大手ゼネコンなどの選択肢もあったにもかかわらず、なぜ地方の小さな工務店に入社したのかとの問いに、「“建物をつくって終わり”の繰り返しではなく、そこに暮らすお客さまと接する“血の通った”仕事をしたかったんです」ときっぱり答える浅野さん。さらに、もうひとつの理由は、石牧社長のように地元天竜の森に感謝しつつ、信念をもって手刻みで家を建てている大工の存在価値を広く発信したいと思ったからとも話す。現在は主にクリエイティブ系の仕事を任されているが、7年後には建築士の資格を取得して設計にも携わり、将来的に様々な設計を担う中長期的なビジョンも描く。現在入社3年目。今や『石牧建築』になくてはならない戦力として八面六臂(ろっぴ)の活躍をしている。
インスタグラムに上げる画像を撮るのに欠かせないカメラ。施工例だけではなく、スタッフや業者の日常の一コマを切り取って発信している。
『石牧建築』では、春野町の山間にある加工工場「il bosco(イルボスコ)」で感謝イベントを毎年開催している。自然に囲まれた環境で、OB施主さんや業者、地域住民を招いて行う楽しいフェスイベントだ。薪でつくる巨大パエリア、木工のワークショップ、ビンゴ大会などを行うほか、人気スイーツ店、カフェ、家具店などに出店を呼びかけるなど、浅野さんが中心となって企画・運営を行っている。
「天竜の森が育む資源が私たちの暮らしを豊かにしてくれることを知ってほしい」との思いから、材木会社の20代社員とコラボしたポップアップ企画を開催。参加したのは、木を植え、育て、収穫し、製材・加工まで行う『フジイチ』と、彼らがつないでくれた“木財”を、手刻み加工と設計アイデアで施工する『石牧建築』だ。木のプロである両社が、樹皮や丸太、建築で生まれた端材を集めて、遠鉄百貨店のフロアに再構築した"森"は大変好評で、多くの来場者の関心を集めた。
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