大きなヤシのシンボルツリーがリゾート感を醸すガレージハウスの外観。延床69.56坪という建物の規模感に合わせて、最大容量の太陽光発電と蓄電池を導入。同社のパッシブデザインの手法に基づき、使用方法や光熱費を考慮のうえで、室内には全館空調でなく第一種換気を採用

SE構法で叶えた大空間・大開口。LDK全体で約50畳もの広さ。ダウンリビングには蓄熱作用のあるコンクリートのデザインウォールを採用。夏は涼しさを保ち、冬は熱を蓄えて暖かさを維持

ダウンリビングの隣にダイニングキッチンとインナーガレージを配置。ダイニング側とリビング側の両面をガラス張りにし、LDKのどこにいても、ショールームのように愛車を眺められる

アウターリビング側から眺めたLDK。チークの無垢床がもたらす重厚感と高級感が、コンクリートのデザインウォールの無機質な風合いと絶妙に調和している

ダイニングキッチンは、モルタル調のフロアタイルをベースにキッチンと梁を黒で統一。南側の窓から見えるヤシの木がリゾート感を醸している

リビングとの一体感を味わえるアウターリビング。建物の北側にリビングを配置してプライバシーを確保しつつ、太陽熱や明るさは吹き抜けの窓から取り込めるようにした

コンクリートのデザインウォールは2階の手すりとしても利用

間接照明が木とコンクリートの素材感を引き立てる玄関。ガレージと水回りに直結する動線も確保されている

格子と大理石調のパネルを組み合わせたアクセントウォールに間接照明を仕込み、高級感のあるリビングが実現。折上天井にも間接照明が用いられている。高気密・高断熱と第一種換気システムの導入により、広い室内のどこにいても温度差のない快適な暮らしを満喫できる。広さとラグジュアリー感と快適性を兼ね備えたホテルライクな空間が実現した