日曜日の午後は、おうちカフェの時間。子どもたちと一緒にクッキーを作ることからスタートし、焼き上がる時間を見計らって、ご主人がコーヒーの豆を挽き始める。ちなみに本日の豆は、ご主人イチオシのエチオピア。子どもたちが遊ぶ姿を見守りながら、夫婦で楽しむカフェタイムに心がほどける。「以前は夫婦でよくカフェに行きましたが、最近はほとんど行かなくなりました。家の中に一番居心地のいいカフェがオープンしたから」とご主人がにっこり。夫妻のこだわりは、奥さまが趣味のお菓子作りをしながら家族団らんの時間を過ごせるようにと、家の真ん中に配置したキッチン。お二人のお気に入りの雑貨店「soup.」と『くらはし建築』とのコラボも実現し、家具や照明、カーテンをトータルでコーディネート。カフェのような素敵な空間が完成した。さらに、洗面・脱衣、ファミリークローゼット、キッチンを回遊動線でつなぎ、家事ラクも叶った。「とにかく『くらはし建築』さんの提案力のスゴさに感心しました。女性スタッフさんたちがご自身の経験を活かして、細かい部分にまで配慮の行き届いたプランを提案してくれました。おかげで、動線も便利で、収納もとても使いやすいです」と奥さま。入居以来、奥さまのお菓子作りの腕に磨きがかかり、来月にはマルシェに初出店する予定も。現在は休日の度にご主人に新作を試食してもらい、出品するお菓子を検討中とのこと。いつも家族の笑顔が集うキッチンは、家族のしあわせ工房だ。