前橋・高崎
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「家の健康が長く保たれれば、そこで暮らす家族の心や体はもちろん、経済的な面でも“健康”でいられるんです」と榑林社長。構造が傷んで30年後に建て替えなければならない。温度差によるヒートショックが原因で深刻な健康被害を受ける。光熱費の負担が大きく、ゆとりが生まれない。「せっかく家を建てても、そんな事態となってしまっては意味がない」。そう考える同社では地域でいち早く高性能な家づくりを推進。“性能が暮らしを変える”をキャッチフレーズに、「あったほうがいいもの」「クリアするべきもの」はすべて標準としていき、現在は長期優良住宅・高気密・高断熱・耐震等級3・制震・監査システム・太陽光パネルの7つを標準施工としている。安全や快適に関わる部分は、最初から“そろっている”ので、はじめての家づくりでも安心して進めることができる。
性能は目で見ることができず、素人では比較が難しい。そこでまず同社では、気密性・断熱性をC値0.5以下、UA値0.46以下(HEAT20・G2グレード)という業界トップクラスのレベルを標準仕様に。さらに第三者機関による気密測定を構造段階で実施し、性能を包み隠さず数字で報告する。優れた性能は、温度差のない環境や光熱費の削減、さらには壁体内結露の軽減に貢献。カビや腐食の発生が抑えられるので建物が長持ちし、強さや快適性も末長く維持されていく。「大きな金額を託していただくのですから、その信頼に応える責任があります」と語る榑林社長が常に意識するのは、「図現暮一致」という言葉。文字通り「図面(プラン)」と「暮らし(完成後)」が一致するように、420項目にも及ぶ監査システムを導入するなど「現場(施工)」の品質向上に努めている。
「性能」重視の姿勢を鮮明にしている同社だが、もちろん「デザイン」も大切にしている。サーファーズハウスあり、モダンスタイルあり、ナチュラルシックあり。施工例に掲載されている写真は、どれも目を引くものばかり。しかし同社のいうデザインは、見映えにだけ施されるものではなく、“暮らし方”にまで及ぶ。キッチンと横並びのダイニング。ランドリールームとひと続きのファミリークローゼット。それから造作のキッチンや洗面台。家族ごとに希望したつながりや家事ラクが、空間の雰囲気を損なうことなくプランに落とし込まれることが最大のポイントだ。同社では施主さんの友人や同僚に続けて選ばれることも多いが、性能とデザインの融合によってもたらされる「暮らし心地への評判」が間違いなく理由の1つになっている。
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