変形地に建てたS邸。日当たりと視線を考慮して最適な方向に建物を配置した。通行量の多い道路からの目隠しにウッドフェンスを作ったことで、視線を気にすることなく庭いじりを楽しめる

開放感に満ちあふれたLDK。無垢と自然素材のナチュラルなテイストでコーディネートされ、吹抜けからたっぷりの光を招き入れる。これだけの大空間でも高い断熱・気密性能により1階と2階の温度差がほとんどなく夏も冬も快適

室内と屋外を緩やかにつなぐウッドデッキ。深く伸ばした軒が夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は室内の奥まで光を届けるパッシブデザインを採用した。植栽も『LOHAS』からの提案で。自然を身近に感じながら暮らす楽しみが増えた

対面キッチンは奥さまこだわりの「WOODONE」製。部屋のあちこちにグリーンを飾り、ボタニカルな暮らしを楽しんでいる

玄関から近い場所に設けた手洗いコーナー。一日に何度も使う場所なので、大きな鏡、大容量の収納を造作して使いやすく設計した

ご主人や友達も一緒に料理やお菓子作りを楽しめるようワークスペースを広くとったキッチン。ハンギングのグリーンが空間に潤いを与える

借景を楽しめる2階のキャットウォーク。日差しを遮るため、アウターシェードをかける予定

2階のフリースペースにカウンターを造作して、子どものスタディコーナーに。吹抜けを通して1階とコミュニケーションがとれる

2方向を道路に面した変形地であることから、敷地の使い方を丁寧に検討

広い庭を囲むように建てたL字型の平屋。外構にフェンスを設けたことで、外からの視線を遮りながらBBQを楽しむことができる

日当たりのいい南側には、土地よりも高い位置に道路があるため、当初からリビングは2階にと考えていた。おかげで、外からの視線を気にすることなく、くつろぎの時間を満喫できる空間に

交通量の多い幹線道路沿いという立地を踏まえ、外壁は排気ガスなどの汚れが目立ちにくいグレーの外観に。大きなガレージを作り、道路面は完全にクローズドなプランを採用。敷地の北側に建物を寄せることで、日当たりも確保している

2階の寝室はシンプルで無駄のない空間。２方向に窓を設け、明るさと風通しに配慮した。道路に面した壁側は、周囲の視線に配慮して横長の窓を設置

2階の寝室はシンプルで無駄のない空間。２方向に窓を設け、明るさと風通しに配慮した。道路に面した壁側は、周囲の視線に配慮して横長の窓を設置

大きな吹き抜けと、リビング＆ダイニングの2方向に面したウッドデッキが、実際の広さ以上の開放感をもたらす。格子によって道路からの視線が遮られ、リラックスして過ごせることもポイント

アカシアの無垢の床が広がるLDK。外の景色を楽しみ開放感を演出するため、窓の配置には特にこだわった。引っ越し後にフェンスを施工し、道路からの視線をカット

「庭でバーベキューをしたり、プール遊びをするのが夢でした」というご主人。隣家や道路からの視線を気にせず、子どもたちが自由に遊べる中庭は、 S邸の一番の自慢。リビングダイニングから中庭、お母さまのプライベート空間がつながり、家族みんなで子どもを見守るプランが完成