築100年の旧宅では、冬の寒さと日当たりの悪さが特に気になっていたというKさん。建て替えた新居は、延床36坪の平屋建て。『鈴木工務店』の鈴木代表が建物の向きや窓の位置を検討し、家全体の日当たりがよくなるように設計。室内の段差も無くし、必要な箇所には手すりを設置した。さらに「通気断熱ＷＢ工法」を採用しているため、建物の中を空気が常に循環し、年中快適で愛犬のペット臭も気にならずに済む。間取りは玄関を中心に、ＬＤＫや客間のあるコミュニティスペースと寝室などのプライベートスペースを左右に分けてある。家族がくつろぐリビングの真ん中には、掘りゴタツを設けてあり、「足がラクなので、のんびり寛げます」と奥さま。親戚が大勢集まる機会が多いため、リビングの隣には広い客間を用意した。大容量の納戸など、随所に収納もたっぷり設けてあるので、部屋に物が散らからずに済む。清々しい空気に包まれた快適な平屋で、愛犬と一緒に穏やかな暮らしを楽しむ毎日だ。