前橋・高崎
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施主さんの心に感動が生まれ、新しい価値を感じてもらえる「器の大きな家」を設計したいと話す森川社長。最も大切にしているのが「ヒアリング」だ。つくり手の思い込みや固定概念にとらわれず、施主さんが求める真の要望を引き出していく。たとえば、庭でBBQをしたいという施主さんには、なぜBBQをしたいか? また、誰としたいのか、家族か、友達か。具体的に聞いていく。BBQをしたい理由や一緒にする相手などで、求められる機能は異なるからだ。リビングや家事動線、収納、子ども部屋などもしかり。目的を突き詰め、施主さんも気づかなかった心の底で望んでいることを明確にすることで、心から満足する家が完成する。設計は森川社長が全棟担当し、土地の持つポテンシャルを読み込み、施主さんの想いを図面に翻訳する。素材選びの幅の広さも同社ならではの強みだ。
東海地方で家を建てる以上、耐震を強化するのは至極当然のことといっても過言ではない。同社では、簡易的な壁量計算ではなく、基礎から屋根まで、柱や梁などの強度を精密に測定する許容応力度計算を実施し、耐震等級3を確保する。また、わずかなエネルギーで、夏涼しくて冬暖かい居住環境を叶えるために、ZEH基準以上の高い断熱と気密性能を備える(UA値、C値ともに0.6以下)。高気密・高断熱の家は、家中どこにいても温度差が少ないため、夏の熱中症や冬のヒートショックから家族を守る。さらに、住宅の寿命を延ばし、メンテナンス費用を抑えることで建物の資産価値を維持できるよう、全棟で長期優良住宅を標準化。地震に強く、住まう人の身体にやさしくて経済的。そして長持ちする家が、『MIOS』の家づくりのベースになっている。
『MIOS(マイオス)』がデザインできるものは、住宅だけではない。店舗デザインや店舗経営の経験とスキルを活かし、建てた後の暮らし全体をデザインする「デザインライフプロポーザル」も得意とする。「デザインライフプロポーザル」は、ファニチャーやカトラリーといったインテリアや生活用品の提案をはじめ、お気に入りの洋服を着て外出したり、家族のアニバーサリーにレストランで食事をしたりといった「衣」や「食」に至るまで、暮らしのシーンすべてをデザインするという考え方。暮らしまでをデザインすることで、新居での日々に豊かさをプラスし、住まい手の日常を幸せなものにすることが、デザインライフプロポーザルの目指すゴールと言える。
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