前橋・高崎
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「時代に左右されず、100年以上住み継げる家」を求め、2004年に発表した「木の家」(写真左)を筆頭に、「窓の家」(写真中央)、「陽の家」(写真右)などを発売するたびにグッドデザイン賞を受賞。名だたる建築家が手がけた家ながら、極限までデザイン性を削ぎ落とした理由は、新築当初から子育てを経て、子どもが巣立った後まで好きだと思える普遍性を重視しているから。華美な装飾がなく時間とともに自然素材の風合いが増していく家は、暮らす人の「今」に寄り添う。家族の人数に合わせて間仕切りを増減させ、部屋数を変えられる可変性も嬉しい。個性的な意匠はいつか飽きるけれど、シンプルで使いやすいものは長く好きでいられるように。発表から20年、一切デザイン変更をしない『無印良品の家』は、これからもずっと美しい。
『無印良品の家』は、開放感がありながら高気密高断熱。秘密は、構造躯体の外側を覆う「外断熱」と柱の内側を満たす「内断熱」を組み合わせた「ダブル断熱」にある(写真左)。熱が逃げやすい窓にはすべて、アルミ樹脂複合サッシ+トリプルガラスの高性能ハイブリッド窓を採用(写真中央)。外気の影響を受けず室温を決して逃がさないつくりのため、一年を通して快適に過ごせる。自然エネルギーを生かすパッシブデザインの工夫も加わり、電気代を抑えながらも夏は涼しく、冬は暖かく暮らせるのが特徴だ(写真右)。建物内部の結露やカビを防ぐ効果も高いため、人の体だけではなく家そのものの寿命を伸ばす効果を期待できる。断熱性能等級6、一次エネルギー消費量等級6(最高ランク)に対応する性能をモデルハウスなどで体感しよう。
『無印良品の家』は、2011年の東北地方太平洋沖地震、2016年の熊本地震で倒壊を免れた「SE構法」を採用。災害時の避難場所となる体育館などを建てるための、大規模な木造建築技術を住居のために応用した構法だ。高強度の集成材を丈夫な金物で接合し、最高ランクの耐震等級3に対応。1棟ごとにビルやマンションと同じ方法で構造計算を行い、安全性を数値で表してくれる。この高い耐震性に加え、劣化対策、断熱性、省エネ性まで妥協のない『無印良品の家』は、全棟がオプションなしで長期優良住宅の認定仕様を上回る。デザイン同様、100年住むことを想定した設計だ。
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