前橋・高崎
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屋上緑化の場合、屋根の防水がしっかりしていないとダメだよ!
とネットで見かけたのですが、防水だけ気をつければ
木造住宅でも屋上庭園は造れますか?
メンテナンスなどはどんな感じなんでしょうか。
屋上は魅力的な空間ですね。
私もまた家を建てる事ができるなら屋上が絶対に欲しいですよ。
私も家を建てる時に屋上を夢みました。
当時は質問者様と同じ事が心配でしたし、価格の問題であきらめました。
今は安心した屋上施工がありますので大丈夫ですし、お勧めです。
屋上を造るにあたり大きな注意点は2つございます。
まず1つ目は防水方法です。
一般的に屋上やバルコニーはFRP防水です。
何層のFRP防水を施すかという問題もありますが、FRP防水よりも金属防水が優れていると言われます。
理由は地震時にはいくら丈夫な建物でも多少なりともたわみ変形が発生します。
水平面積の広い屋上ではたわみによりFRP防水はヒビ割れする事が心配されます。
それに対して金属防水はたわみに強い対応力があります。
高価かもしれませんが屋上庭園は金属防水で施工すれば安心して施工が可能ですし、
長期の保証が可能と思います。
2つ目は建物本体の構造面です。
例えば2階建て住宅に屋上を造るとします。それは屋上に出る為の部屋を3階部分につくる事となりますから、3階建てを建てるのと同じような建物になります。 しかし建築基準法では3階に居室が無いなら、あくまで2階建ての申請です。
屋上のある家が普通の2階建てと同じ構造でいい訳がありません。
3階建てと同じ考えで構造を考えなければいけません。
そのあたりの構造面を考えられた住宅会社で施工する事が大事です。
メンテナンスに関しては金属防水は耐用年数が長いので20年以上はノーメンテナンスです。
保証もメンテナンスフリーで20年が付けられます。
色あせしない陶器瓦と比べても耐用年数は高いからこそできる保証です。
また屋上ですから万が一のメンテナンス時にも足場の必要がないので安価で点検補修が可能です。
屋上のある素敵なマイホームができるといいですね。頑張ってくださいね。
防水の以外にも、注意する点はあります。
新築・リフォームともに、建築基準法では建物に積載できる荷重に限りがあります。
積載荷重条件を無視して、大きな荷重のかかる緑化を行うことは危険です。
当社では屋上緑化をお勧めしておりませんが、メリット・デメリットを理解した上で
10年・20年後のメンテナンス費用も考慮し、専門家、専門店に相談し、
その建物にあった緑化計画を立てることをおすすめします。
知りたい内容がなかったり、もっと知りたいと思ったら、くふうイエタテ掲載社にどんどん質問してみよう!