前橋・高崎
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某住宅会社さんで見積もりを出してもらったのですが、
二階建 敷地面積27坪延べ床面積で26坪で基本の金額(仮設及び現場管理費抜き)
で1300万と言われたのですが、これだと坪単価50万になるのではないのでしょうか?
外構費は別で30万になってます。1300万だと延べ床面積30坪の家の値段ではないのですか?
この度は【住まいラボ】のQ&Aへ質問をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
【住まいラボ】から補足させていただきますと、坪単価につきまして、一般的には「延床面積」ではなく、「施工面積」で計算する会社が多いです。
ちなみに、弊社の媒体では、住宅会社様による違いをなくすために、以下のような表記を実施しております。
建築本体工事費÷施工面積=坪単価
※建築本体工事費とは…登記費用、税金などの諸費用、引っ越し費用及び、外構工事、屋外給排水、地盤改良、エアコン、カーテン、家具を除く。
設計費、現場経費、現場管理費、バス、トイレなど水周り、照明器具などは含む。
⇒一言で言いますと住める状態の金額
坪単価は、以前から存在する家の金額を測る指標です。
家を建てたいと考える住宅会社が、どの位の価格帯の家を建てるかを見るには参考になると思いますが、一概にそれだけで判断をすることはあまり良くないかもしれません。
例えば同じ住宅会社が同じ面積で家を建てた場合でも、クロスや珪藻土など設備や仕様に何を使用するかによって変化します。
また、家の面積が小さければ小さいほど同じ仕様で家を建てたとしても、坪単価は高くなっていきます。
一から家を作る注文住宅であれば特にそこに住むお施主様の希望により異なることになります。
別の指標として、自分が建てたいと考える住宅会社が、だいたいどの位の予算で家を建てる人が多いのか、どの位の面積で家を建てることが多いのかなどを聞く事も良いと思います。
住宅会社はお施主様の希望と予算に応じて、自分たちの出来るベストを尽くして提案をしてくれるはずです。
坪単価や総額金額など、住宅会社さんによっても認識が異なることもありますので、疑問に思ったことはどんどん質問してみましょう。
坪単価をお聞きになる際にご注意いただきたいことが2つあります。
(1)坪単価は、全ての工事や経費を含んだ金額を聞く。
(2)設備や建材仕様が比較対象と同じグレードにしてもらう。
坪単価に含まれない工事や経費があると、比較すること自体に意味がなくなります。
ご質問に「基本の金額(仮設及び現場管理費抜き)」とありますが、実際の建築工事で仮設や現場管理費なしで家は建ちません。
ですから、仮設も現場管理費もコミでの金額を尋ねなければ比較は出来ません。
「基本の金額」の何が基本なのかは住宅会社によって違います。
ですから、家を建てるのに必要な全てを含んだ金額を出して、それを比較しましょう。
例えば、弊社の企画住宅「ハグハウス」--> http://sanki.eshizuoka.jp/e746964.html
の場合、工事の全てが含まれて 1,475万円(税別)となっていますが、上の写真のうち含まれていないものは「外構と木製デッキ、車」のみです。 (建物面積は31.9坪)
住宅ローンを組む場合の補償料や登記費用などの付帯経費はローンの有無や場所などによって変化する費用ですので坪単価には含まれていませんが、家を建設するには1,475万円(税別)があればそれで全てです。(地盤が弱い場合は改良費がかかる事があります。)
この様に、家を住める状態にするまでに掛かる全ての金額を出して比較しなければ、単に坪単価を尋ねても、含まない工事や経費が存在し、厳密に比較することはできません。
知りたい内容がなかったり、もっと知りたいと思ったら、くふうイエタテ掲載社にどんどん質問してみよう!