前橋・高崎
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4歳を筆頭に子どもが3人おり、
上の子が小学校に上がる前に
家を建てたいと思っています。
気を付けていても、いつの間にか「モノ」が増えている状態なので、
収納スペースはできるだけたくさんほしいです。
ただ、これから子どもたちが
大きくなっていく事を考えると、
居住スペースにもできるだけ余裕がほしいところで。。。
居住スペースの面積はあまり変えずに、
出来るだけ収納力を上げるためには、
どんな方法が考えられますか。
アドバイスいただければ嬉しいです。
初めまして、㈱旭建設富士展示場の遠藤と申します。
収納というご質問をいただきましたので、
まずは「収納とは?」からお答えさせていただきます。
収納には大きく分けて2種類あるのです。
『整理整頓』と言われる言葉の通り、
➀整理用収納
②整頓用収納 の2種類がございます。
最近では、『整理整頓』と一言にまとめて目にしがちですが、
似て非なるものと考えていただければ収納力は大きく変わってきますよ。
➀整理用収納=物入れや押入
(トイレットペーパーや掃除機など形が不形態のものを収納するスペース)
②整頓用収納=棚やクローゼット
(一定の企画されたサイズの本の棚や洋服などをかけるハンガーパイプ付き収納スペース)
この2つの収納スペースを各フロアに1か所ずつ設けるだけでも
かなり収納力が変わってきます。
また、『頻度の高く使用する物』と『稀に使用する物』、
『捨てる訳には。。。と思われる思い出の品』など、
お持ちの物を種類別に分け、
物入れの大きさや棚の数などを決める事をおすすめします。
建築時に出来る収納としましては、屋根の裏を使った屋根裏部屋(天井高1m40cm未満)=小屋裏収納やロフト、階段下などのデットスペースを利用した階段下収納、床下を利用した床下収納、玄関付近に作るシューズクローク、ウォークインクローゼットやクローゼット、間接照明を仕込んだ棚などがございます。
すべて揃えれば問題ない様に思いますが、新築時は土地の大きさや形、
予算(総資金計画)、家族の年齢の変化に応じたスタイル(時期)が
各家庭によって全く別物なのです。
文章では中々すべてをお伝えできませんが、弊社であれば富士市に住宅展示場を構えており、色々な収納を取りそろえておりますので、是非お時間をいただければご案内させていただきます。
ご希望のお答えになったか心配ですが、まとめさせていただきますと、
⑴収納は整理用と整頓用の2種類がある
⑵使用頻度によって収納タイプが異なる
⑶土地、お金、時期が家を建てる時には重要なポイントになる
この3項目を心に収納していただければ幸いです。
収納スペース本当にいっぱい欲しいですね。
いつも、設計するのに収納に心がけています。
意外と有効利用させていないスペースは
【階段廻り】です。
階段の下や階段上部の空間など計画的に考えると
大きな収納スペースがとれます。
【小屋裏収納】
簡単な収納型階段を取り付け天井と屋根の間のスペースに収納をつけることができます。
【畳コーナー】
畳コーナーを30センチから45センチ高さを上げてその中を収納スペースにする。
【床下収納】
床下収納庫の大型のものを設置する。
【外部から高低差を利用した収納庫】
基礎部分にドアをつけて物入れとして使用する。
【1階と2階の間に階高の低い収納階を作る】
天井高150cm以下の収納なら法的な床面には含まれません。
作成費用は高額です。
【スキップフロアーの住宅】
スキップフロアーを計画1.5階や2.5階、小屋裏などを利用した建物
階段が多く高低差が大きく老後に大変かな?
費用も掛かります。
【外部の収納】
外で使うものの収納も必要です。
小さなスペースで
階段など腰壁・手スリ壁の部分を本棚にするなどできます。
【トイレの壁】
壁埋め込み型の収納もいろいろあります。
ちょっとした棚、例えば 洗濯洗剤棚なども便利です。
テレビの棚などがあれば高額なテレビボードもいりません。
いろいろな提案をさせていただきます。
1級建築士 小幡省侍(小幡建設)
ご質問につきまして、
弊社では、延床面積に算入しない屋根裏収納
(2階部分・2階より固定階段で上がる)や
子ども部屋にロフトを設けるなどが出来ます。
参考資料として写真を添付させていただきますので
ご参考にしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
整理収納について
下記のような5つの鉄則というものがありますが…
①適正量の決定
適正量とは、自分にとってまたは家族にとって必要なモノの量のことです。
必要な量を決めるにはライフスタイルに合った量であるか、
きちんと管理できる量であるかを考慮しながら決めていくことが重要です。
②行動動線にかなった収納
人が動きやすい動作というものを考えながらモノの位置を決めること、
取り出しやすい仕組みを考慮することが重要です。
③使用頻度別収納
使用頻度の高いもの、年1回しか使わないモノなどによって、
どこに置くのが好ましいかを考えます。
④グルーピングの効果
グルーピングとは「同じアイテムごとにまとめる」「使用場所ごとにまとめる」
「使用目的ごとにまとめる」の3つのグルーピングがあります。
このグルーピングをすることによってモノの管理がしやすく行動動線も短くなります。
⑤定位置管理(モノの指定席)
モノの定位置を決めたら必ずその位置に戻すことが大切です。
ラベリングなどでモノの位置を明確にすると、
自分だけでなく使う人すべてがその位置を把握することができますし、
使ったら元の場所に戻すという意識も高まります。
現在の住まいでも上記の事を意識しながら整理収納をされてみると、
家を建てる時に活かせると思いますが、
実際に建てる時には、「モノ」のサイズを知り、
それに合わせた収納スペースを作ることで収納力は上がると思います。
奥行きが深すぎたり、浅すぎたり、高さが合わなかったりすると、
モノが上手く収納できなかったり、使い勝手が悪くなります。
全てをモノにピッタリとしたサイズの棚を作ることは出来ませんが、
置き方並べ方で収納力は上がります。
モノのサイズや行動動線がわかっていると、
間取り、収納スペースなどを決めやすくなります。
サラサホーム沼津 原川
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