前橋・高崎
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なるべく早く戸建てが欲しいと思っています。
子どもができる前に自己資金を少しでも多く貯めたいので、
未来の我が家をいろいろ想像しながら節約しています。
色々実現したいことはありますが、
中でも、子どものころから
あこがれている「天窓」がある家に住みたいのです。
晴れた日の青空や雲、夜空の星、
考えただけで楽しくなってきます。
ただ、現実的には「天窓」ってどうなのでしょうか。
部屋が暑くなったり、
手入れも大変だったりするのでしょうか。
このところの暑さに急に心配になってきました。
また、天窓をつけることで、
普通の屋根にするより
お金もかなり高くなりますか?
良いところ、悪いところ、教えてほしいです。
よろしくお願いします。
【良いところ】
1.建物を計画しているまわりが住宅地で、
建物が隣接している場合は
天窓からの明かりを取れば室内の明るさも確保できますし
吹き抜けを合わせて計画に取り入れれば、
1階まで明るくなります。
2.1階のサッシを、防犯上、幅の狭いタイプ、
あるいはデザイン的に細見のサッシを使う場合にも
天窓からの採光が確保できます。
3.現在のメーカー各社の努力で天窓単価は普通サッシと比べても
安価な金額で計画できます。
【悪い所】
4.やはり雨漏りの心配は消えませんね。
メーカー各社の努力で、大分改善してきておりますが
施工業者の差はあります。
5.最近の直射日光で実際は熱いですが、自動ブラインド、自動開閉器付
製品的な断熱商品等の付属商品を考えると、高価な天窓になりそうですね
6.実際的に最初は良いのですが、メンテナンスを考えると、
脚立などの仮設材ではとどかない場所に取り付けてあるため、
故障時やメンテナンスの際に費用がかかります。
以上が 良い所、悪い所です。
かなめ創建の牧野です。
天窓の大きさにもよりますが、
まずメリットは憧れ、解放感などいろいろとあります。
しかし天窓の大きさによっては高額な出費になります。
一般的なサイズではそれほど解放感は得られない気がします。
デメリットとしては
1、雨漏りの原因になりやすい
(これは施工上しかたのないことですが)
2、金額が結構高い
(施工費もかかりますので10万円では難しいと思います。)
3、夏場は日が入ることで冷房効率が悪くなります。
(特に最近の暑さでは)
上記を考えると、私個人としては天窓にお金を使うのであれば
他にもっと良いお金の使い道があるような気がします。
「天窓」について・・・
家造りを考えるとアレも、コレもって
楽しくなりますよね。
そんな、お客さんの家造りをしている
私も楽しくなります。
さて、今回の質問「天窓に付いて」
「天窓」もメリットデメリットが多いパーツですね。
基本的には屋根の形状によっても変わりますし
開閉式の物もあります。
色々な種類やメーカーさんもあります。
ただ考えなくてはいけない事やリスクもあります。
でも私「出来ない」って言葉が嫌いなので
お客様と相談したうえでいつも決めます。
お客様がやりたいから「やりましょう」って
無責任な事は言いません。
やめた方が良い場合はしっかり言います。
今回の「天窓」も重要なポイントです。
では、早速
良い点から・・・
1、付ける場所や角度によっては日中は光を取り込めます。
2、開閉式な物ならば風を取り入れる事も出来ます。
(物によっては雨を感知して自然にしまる機能もあります。)
3、大きなサイズならば憧れの夜空を見れます。
悪い点?(言いかたが嫌ですが)
1、確かにダブルガラスやシェード付き(ルーバー機能付き)の物もありますが
基本的には熱が伝わりやすい。
2、しっかりつけないと雨漏りの原因になる。
3、物によっては外側のガラスが掃除できないので
せっかくのガラスなのに汚れが目立つ。
あとは・・・気を付けるポイント!!
そうですね~。
しっかり「天窓の商品」を把握しておかないと!!
夢と現実のギャップがありますので
建てる建築会社さんの施工例や経験談を
しっかり納得するまで聞いた方が良いですね。
開口部ってなければない方が良いのが現状ですが
施工方法と商品選びが重要なポイントになりますね。
輸入品も多いので!!
金額について・・・
当社の場合は
確かに付けるのと付けないのとでは
金額も変わりますよね。
天窓が標準仕様の会社もあるみたいなので
一概には言えませんが・・・
種類も仕様も今は色々ありますから
こちらも相談した方が良いですね。
最後に・・・
「家造り」を考えて
楽しい日々を送ってください。
規格住宅は選ぶのらくですが
私達がお手伝いしている家は
家の外観デザインからスタートして
屋根の種類、外壁、サッシの色、玄関ドア・・・
無垢のフローリングや塗り壁の色、お気に入りのタイルや
憧れのキッチン、お風呂の内装・・・
あ~書ききれませんが!!
「凄い種類が選べます。」
造り手の一方的な家造りは進めません。
私達は「共に造る家造り」を推奨します。
ぜひ、モデルハウスや
建築中の現場も見に来てください。
◆デメリット◆
メンテナンスの問題点
天窓もいろいろな製品がありますが、弊社が実際にメンテナンスした例を挙げると
15年程度でパッキンの交換が必要となります。
(最近の樹脂サッシの天窓はまだ新しく、年数が経過してないのでわかりません。)
◆費用について◆
費用は一般的なサイズである600×750程度で1ケ所10万円程度です。
※サッシ自体の費用と天井の形状変更などを含む概算
〇まとめ〇
せっかくのお家づくりですので、
まずは天窓を計画に入れてプランニングしてはいかがでしょうか。
敷地によっては天窓ではなく、
吹き抜けなどに設置するFIX窓からも星を見ることは可能です。
最初から夢をあきらめるのではなく、
プランと金額を見比べてから決めて頂いても遅くはありません。
質問とは少し趣旨が外れますが、
今回の質問で1番気になったのは
『自己資金を少しでも多く貯めたいので、節約しています』という部分です。
例えば毎月10万円貯金するのは大変ですよね。
しかし、自己資金が少なくてもお家は建てられます。
現在払っている家賃が住宅ローンに代わり、
もしも多くの光熱費をお支払いされていれば
逆に光熱費が安くなるかもしれません。
ガマンして節約しなくても大丈夫です。
心配せず家づくりの計画をスタートされた方がいいと思います。
1級建築士 小幡建設 小幡省侍
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