前橋・高崎
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23年前に家を建てましたが、
床下の断熱はなく、冬になると底冷えがします
父が86になり、既存の家の床下に断熱材を施したいのですが
吹付も不安です。
何年後かにリフォームしようとしたとき
吹付だとどうなんだろうと考えます。
グラスウールがいいのか?
業者の方は吹付を進めてきますが、
それもかなり金額も高いように思います。
何か良い方法はないものでしょうか?
はじめまして、
株式会社カーサ 代表の渥美と申します。
底冷えの解消の選択として、吹き付けがご不安とのことでしたが
弊社の実績からすると、リフォームにおける床下断熱の方法としては
ウレタン吹付断熱は悪くない選択かと思います。
理由としましては
① 床板をはがさなくてもできる施工のため、比較的安価でおさまる。
② 底冷えの主な原因である、隙間埋め(気流止め)を吹付断熱でしたら
一度で終わらせることができる。(ただし、丁寧な吹付施工が条件です。)
があげられます。
昨年施工した私の実家の写真を添付致しますので参考にご覧ください。
正確な判断には現場調査が必要ですので、簡易でよろしければ無料で
お伺いいたします。
ご質問の方の家が、
木造在来工法や鉄骨構造の住宅なら、そう単純な話ではありません。
床下に断熱材を入れるだけでは暖かい家にはならないからです。
わずか23年前の新築で床下に断熱材が無いのはチョット驚きですが、
もし床下に断熱材があったとしても、
「気流止め」が施工されてない在来木造工法の家は暖かくなりません。
下の図を見てください。
この図の様に、外気が自由に出入りしている床下の空気が
壁の中にも侵入している状態です。
典型的な木造在来工法の住宅の空気の流れを示していますが、間違いがここにあります。
この状態だと室内を暖房すればするほど、
壁の中に侵入した空気(外気)がより早く流れるようになって
部屋の上下の温度差が増し、足元の方から冷えてきます。
いわゆる「底冷え」になるわけです。
これを防ぐには「気流止め」が必要になります。
「気流止め」とは、30年程前に北海道の
室蘭工業大学の鎌田教授(現在は退官)が考案した、
在来工法の家を暖かく、そして長持ちさせる施工方法で、
北海道や東北地方では今や当たり前に施工されています。
詳しい解説は鎌田先生率いるNPO団体
「新木造住宅技術協議会」のHPを見ていただきたいです。
断熱材の種類は関係ありません。
まずは「新木造住宅技術協議会」などに加盟している
知識のある業者を探し出し、該当住宅の診断をしてもらうことをお勧めします。
知りたい内容がなかったり、もっと知りたいと思ったら、くふうイエタテ掲載社にどんどん質問してみよう!