前橋・高崎
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断熱性能が高い塗料が今人気だとテレビで観ました。 この塗料を導入する場合、効果の持続性はどれほどでしょうか?
また、メンテナンスはどの程度必要でしょうか。割高になるかと思いますが、けっこうかかりますか?
光熱費が抑えられるので、検討したいと思っています。
断熱塗料について、回答させて頂きます。
遮熱効果、遮音・防音効果のある特殊セラミックとアクリルシリコン樹脂の成分でできた塗材があります。
それについての効果の持続性ですが、塗膜の表面が経年変化による汚れ等の影響を受けたとしても、性能の影響はほとんどありません。
又、メンテナンスについて塗り替えの目安は、15年から20年くらいが目処です。
コストについては通常の4倍から7倍くらいかかると思われます(吹付~コテ塗)。
条件により開きは出ると思います。
補足:
屋根・外壁・内装に塗布すると、太陽光を約95%反射する遮熱効果が発揮できるようです。
お問い合わせは「断熱性能の高い塗料」と言うことですが、塗料は基本的に液体であり、塗膜を作って、下地材が劣化(錆びたり腐ったり)しないように保護するものです。
したがって、厚みがある訳でないので、断熱性能はありません。
ご質問はたぶん「遮熱性能のある塗料」を屋根などに塗った場合、夏季の日射によって上階が暑くなる事を抑えられるか、ということで理解させていただき、それに対する回答とします。
本題の遮熱塗料ですが、屋根材はその殆どが色の濃いもの(黒やこげ茶色)です。
それを明るい色の屋根材に変えることで、赤外線は反射されます。
そして、屋根の内側に断熱材を多少、張り増ししてあげれば遮熱塗料よりも安価に済むのではないでしょうか。
すでに建設された既存の住宅では、屋根を交換したり、断熱材を張り増したりすることは大変なので、遮熱塗料を屋根に塗って赤外線を反射して、幾分屋根が暑くなるのを抑えることは意味があるかもしれません。
ただし、塗料である以上5~10年で劣化してしまうので、塗り直しが必要になることは言うまでもありません。
ちなみに一度入れた断熱材(グラスウールなどの繊維系に限る)は50~100年は持ちます。
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