前橋・高崎
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Kさん一家の楽しみは、山登り。まだ小さなガクくんを背負う時間も長いので、遠くや高い山には行けないけれど、山頂で頬ばるおにぎりは格別だ。キャンプをしたり、サイクリングしたり、「もう少し大きくなったら」の計画も実現していくことになるだろう。
そんなKさん夫妻が建てた家は、シャープでモダンな佇まい。室内は洗練、ぬくもり、上品さが調和し、自然体のおふたりによく似合っている。「外から持ち込むのは玄関まで」とご主人が言うように、広めのシューズクロークにはアウトドア用品。うがい・手洗いのための洗面台も、LDKに入る前に用意した。そう、K邸は望んだ雰囲気と暮らし方が実にバランスよくブレンドされた住まいだ。SNSで集めたイメージと自分たちで描いた間取りが打合せのベースに。Kさん夫妻が『ぽっくハウス』に魅かれたのは、大工である社長が現場を大切にする姿勢と、それが行き渡るような会社の雰囲気。細部まで妥協しないこと。素材を無駄にしないこと。そして融通を利かせてくれたこと。建築中に感じた安心は、完成後も変わらない。
もっともこだわったのは、家事のしやすさだ。洗濯は周遊可能なランドリールームで完結。キッチン正面にスタディコーナーがあるので、アンちゃんの呼びかけにも手を止めずに応えることができる。階段下の収納にはおもちゃがまとめられ、自分で片づける習慣も身についてきたそう。奥さまが仕事を再開し、山に出掛ける機会が増えても、このキレイと笑顔は続いていく。
白、グレー、木目でまとめたDKはイメージ通りの仕上がり。下がり天井をやめ、照明をダウンライトに統一。さらに、カーテンを天井までの高さにしたり、採光窓の枠を設けずクロスを巻き込ませた仕上げにしたりと、細部まで行き届かせたこだわりが、視覚的な心地よさと開放感につながっている。横並びのテーブルレイアウトと、左手にランドリールームが続く動線が、家事の負担を軽減。キッチンは手元が隠れる高さに。裏側は調味料などを置けるようになっている
アクセントウォールはレッドシダー。ヘリンボーンは当初4等分だった幅を6等分に変更してもらった。ラックも雰囲気にあわせて造作
スタディコーナーはキッチン正面に配置。双方に安心がもたらされる
●ダミー●
クロスなどの色のトーンは奥さまのセレクト。トイレは設備のカラーや換気扇の位置にまでこだわった。どの空間もスタイリッシュさと上品さのバランスが見事
機能的なシューズクロークを備えた玄関。「うがい、手洗いが習慣になるように」と、上がってすぐに洗面台が用意された
道具の準備や手入れをすることもあるデッキは木製ではなく、耐久性に優れ、メンテナンスもほぼ不要のタイルを選択した
シャープなフォルムと落ち着きあるブラック、さらに通り側を閉じて庭側を開く計画により、周囲に洗練と住まい手のセンスが放たれる
子ども部屋ははじめから2部屋用意し、クロスで変化をつけた。収納をオープンにすることで、広さが演出される
脱衣室、キッチンと隣り合い、周遊もできるランドリールーム。洗濯の効率が高められることはもちろん、夜に洗濯をするライフスタイルにもマッチ
長女が小学校に上がる前にとスタート。さまざまな会社を巡るうちに、『ぽっくハウス』の姿勢と雰囲気への安心感が大きくなっていった。コスパにも大満足。
吉田町出身。静岡大学工学部卒業後、医療用具メーカーにて製造マシンの設計・製作に従事。ある事故をきっかけに、“うれしさの近くにある仕事”をと考え、2002年にデイクリップをスタート。