20代のKさん夫妻はともに旅行好きで、新築するなら老舗旅館のような木をふんだんに使った和テイストの家がいいと望んでいた。その想いにぴったりマッチしたのが『サイエンスホーム』の家だった。「モデルハウスに行って真壁づくりの空間を見て、これだって思いました」とほほ笑む奥さま。完成した住まいは、ダイナミックな吹抜けのLDKを中心に、ひのきを贅沢に使った和モダンスタイルでコーディネートされ、時間がゆっくりと流れている。共働き・子育て夫婦の家事負担を軽減できるよう、キッチンから近い場所に水回りを集約し、洗面脱衣室を広めに確保した。最もこだわったのが小上がりの和室で、囲炉裏テーブルをしつらえ、四季折々の庭の景色を眺めながら料理とお酒を楽しめるようになっている。「旅館の小座敷のような空間で料理を味わいたいという夢が叶いました」とご主人。生まれたばかりの長男の成長とともに、ひのきの家がどう熟成していくのか、若い夫婦は楽しみにしている。