R+house 浜松中央（西遠建設）

K邸の主な居住スペースは2階にある。1階には夫婦の寝室と、広いガレージ。「これでもまだ狭いんです（笑）」と語るご主人の趣味はバイク。バイクファンなら誰もが羨む名車と、工具が整然と並ぶ空間にソファーを置いたくつろぎコーナーもあり、ご主人は休日のひと時をここで過ごすという。ガレージを横目に螺旋状の木製階段を上っていくと、そこには穏やかな光に満たされた心地のいい空間が広がっていた。「建築家の方にお願いして、多彩な窓を設けていただきました。たとえば、子ども部屋のハイサイドの窓は、リビングから見上げると視線が空へ抜けて開放感はあるんです」と奥さま。「2階は家族との憩いの場。いつでも自然に顔を合わせられる暮らしが嬉しいです。そしてガレージは自分に没頭できる空間です。それらを実現してくれて、本当に感謝しています」と嬉しそうなご主人。メリハリの効いた住まいを求めていたご主人と光や風のなかで四季を楽しむ奥さま、その二人の間をうれしそうに動き回る子どもたち。にぎやかな家族にと育つ素敵な住まいとなっていた。