前橋・高崎
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日曜日、午前11時。抜けるような青空のもと、新しい分譲地に子どもたちの歓声がこだまする。I邸の外観撮影が始まると、顔なじみの家族が興味津々で集まってきた。そんななか、クールなご主人はいつものようにサーフボードを洗ったり、芝生の手入れをしたり。奥さまは、赤ちゃんの様子を見ながら昼食の準備に余念がない。
Iさんが『芹工務店』で新築を決めたのは、基礎工事の仕事をしている友人が同社で家を建てたことが大きかった。「たくさんの住宅会社の現場を見ているプロが選んだのなら間違いないと思って」とご主人。奥さまも、同社の完成見学会に参加し、田中さんと話してみて、「ここなら私のやりたいことを叶えてくれる」と確信したそう。奥さまがどうしてもやりたかったこと。それは、床を一段下げたピットリビングだった。大手メーカーからは断られたものの、同社はデザインと断熱性を両立した、プラスαのプランを提案してくれた。大きな吹抜けと段差のあるリビングがバランスよく調和した空間は開放感いっぱい。子どもたちが素足で縦横無尽に走り回る。
土地を購入する際、L字型の変形地で、しかも裏側に立つ大型施設の空調音が気になっていたIさん。それでも、同社の設計力によって、土地形状を上手に活かした間取りが完成。高い断熱と遮音性能により、騒音が全く気にならない快適な居住環境も実現した。ハンモックで遊ぶ子どもたちの笑顔を見るたびに「また明日から頑張ろう!」と活力が湧いてくるそうだ。
「ぼくにもやらせて〜」と、長男のAくんがサーフボードを洗うお手伝い。「ほら、シャワーヘッドをしっかり持って。人に向けちゃダメだぞ」とご主人がレクチャー。こうして、子どもはいろいろなことを学び成長していく
L字型の土地に建つI邸。ネイビーブルーの外壁は夫婦のこだわり。ウッドデッキは、ご主人が友人と一緒にDIYで造った
畳を小上がりにしてL字の通路とつなげたことで、リビングとの段差が生まれ、ゆったりとくつろげる空間に
小上がり部分はベンチ代わりにも。ソファーを置く必要がないので、空間を広く使える
リビングのハンモックで、子どもたちはゴキゲン!
高性能断熱材「アイシネン」と樹脂サッシの相乗効果で、夏も冬も快適
丸いダイニングテーブルを置きたくて、そのサイズに合わせフルフラットのキッチンを採用。目線が抜け、圧迫感がない
3歳と1歳の子どもを保育園に預けながら、共働きの忙しい生活を送るIさん。分譲地は同世代の家族も多く、子どもたちだけのコミュニティができている。
(株)好文堂代表取締役。早大卒業後、リクルート、浜松百撰を経て2007年独立。住宅、スポーツ、企業紹介、学校案内、人物インタビューを得意とする。著書「失敗しない家づくりの法則」。静岡コピーライターズクラブ(SCC)会員。