前橋・高崎
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「今日は帰りが遅くなるから保育園のお迎えをお願いね」とお子さまの手を引き共用の玄関から出勤する奥さま。「ハイハイ、任せて。いってらっしゃい」とにっこり見送るお母さま。新居で一緒に暮らすようになり、困った時にお互い助け合えるので心にも生活にもゆとりが生まれた。お気に入りのキッチンで料理をしながら、木のぬくもりを感じるリビングで遊ぶ子どもと夫の様子を眺めるのが好きだという奥さま。1階はご両親、2階は娘さん一家の住まい。晩ごはん時になると2つのいい匂いが鼻腔をくすぐるのだとか。
二世帯住宅を選んだ理由は、両親の将来を気遣っただけでなく、常に孫の姿を見せてあげられるから。ついでに子どもの様子を見てもらえるのも大きなメリット。加えて、土地代が浮いて建築費用も分担できた。一方、それぞれ生活スタイルが違うので、うまくいくか多少の不安もあったという。「でも、例えば音の問題には、水回りや寝室の位置を上下階で揃えるなど『住まいる』さんがいろいろ提案をくれたので、不安がすべて解消されました」と奥さま。
2つの家族が特にこだわったのは、無垢や珪藻土などの自然素材。両親も、子どもたちも、そして愛猫も、誰もがすこやかで快適に暮らせるようにしたいと考えた。また、家事がしやすいように洗面台とランドリーを広々と確保したのも2世帯共通のこだわり。「同じ自然素材でも、私たちのLDKは和モダンに、娘たちのLDKはナチュラルテイストに仕上がって、それぞれの暮らしによくなじんでいると思います」とお母さま。2つの家族が互いの暮らしを尊重し合って絶妙な距離感をキープ。木の香りに包まれて、笑顔がいっぱいの毎日を過ごしている。
お気に入りのキッチンで料理をしながら、木のぬくもりを感じるリビングで遊ぶ子どもと夫の様子を眺めるのが好きだという奥さま
リビングの収納棚は家族のギャラリー。お気に入りの小物や写真をディスプレイ
子ども達は帰宅すると、スタディコーナーでまず宿題。「できた!」と声を上げると、畳の上にゴロリ
お父さまはリビングの書斎コーナーで書き物や読書に耽るのが日課
子ども部屋では、絵本を広げたり、猫と遊んだり。降り注ぐ光と木のぬくもりが子どもたちを優しく包む
照明に照らされた珪藻土の壁の豊かな表情に魅せられる
1・2階とも、浴室・洗面・室内干し部屋をまとめた
ダイニングのカウンターを手でそっとなでるのが好きなお母さま。無垢の質感と、美しい木目に癒される
トイレの洗面ボウルは黄色をセレクト。好きな色が身近にあると心がウキウキする
冬は掘り炬燵でほっこりタイム。お孫さんと一緒にぽかぽかのんびり
フリーライター