前橋・高崎
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元プロスノーボーダーのご主人は、11歳で家を出て武者修行を始め、17歳で単身渡米、22歳まで活躍した。現在は実業家として複数の事業を経営する傍ら、冬の間は家族で車中泊の旅を続けながらスキー場へ行き、スノーボードの楽しさをSNSで世界中に発信している。早くから自立しただけに、料理は和洋中なんでも得意なご主人。街のレストランより美味しいとママ友も大絶賛だ。掃除や洗濯、子育てにも積極的に携わり、「授乳以外なんでもやってくれるスーパーマンです(笑)」と奥さまからの信頼も厚い。「スノボは僕の人生そのもの。これからも“スノーボード育児”を続けます」と語る。
そんな超アウトドア派の家族が住むのは、趣味が暮らしの一部になった遊び心満載の家。『内田建設』と建築家のコラボで完成したS邸は、広い敷地を活かして、庭と室内のつながりをテーマにプランニング。リビングとフラットにつながるテラスでは、毎週のようにBBQを囲み、手入れの行き届いた芝生を子どもたちが走り回る。裏庭には本格的なスケボーパークも作り、家族でプレーを楽しむ。また、大開口から光と風が行き渡るLDKは、季節ごとに模様替えをして、グリーンを飾ったり、絵画を替えたり。玄関から直結する土間スペースは、子育ての合間に夫婦だけの時間を楽しむ憩いの空間だ。
新築から2年経っても、満足度がまったく変わらないと話すご主人。これからもっと庭を広げて、ジャグジーを作ってと、自慢の我が家はアップデートを重ねていく。
玄関からも駐車場からもアクセスできる土間スペース。子どもを寝かしつけた後、夫婦でお酒を呑んだり、ボードをメンテナンスしたり。季節ごとにインテリアの模様替えも楽しむ
ワイドスパンのLDKは24畳の大空間。床から天井まで届く大きな開口部がリビングとテラスをフラットにつなぎ、より開放感が生まれた。キッチンからテラスまでの動線がラクなので、BBQの準備や後片付けも簡単。テラスの軒を深く伸ばしたことで、夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は、キッチンまで光が届く。高台の立地で、遠くの海までが見渡せて気持ちいい
BBQやグランピング、縁日など、友人も呼んでいろいろな楽しみ方ができる庭。外と中が曖昧につながり、家にいながらアウトドアライフを満喫
グリーンに癒やされるリビング
ワークスペースは隣家の緑を借景に
吹抜けの玄関ホール
広々としたサニタリー。屋外にジャグジーを作る計画も
高い断熱・気密性能によりエアコン1台で年中快適なLDK
スケボーのランプも『内田建設』が製作。スケボーは得意じゃないと話すご主人だが、さすがのパフォーマンスを披露してくれた
前ページの土間スペースをNYのカフェバー風に模様替え。ご主人のトレーニングルームや子どもの遊び場になることも。壁にはご主人と長女の賞状が数を競い合うように貼られている
元プロスノーボーダーのご主人と6歳年上の奥さま。現在はBURTON社からギア提供を受けて、家族でスノボを楽しむ様子を発信。フォロワーも多数。
(株)好文堂代表取締役。早大卒業後、リクルート、浜松百撰を経て2007年独立。住宅、スポーツ、企業紹介、学校案内、人物インタビューを得意とする。著書「失敗しない家づくりの法則」。静岡コピーライターズクラブ(SCC)会員。