建築中の現場などを見学し、『有吉住宅』の家づくりに強く惹かれたSさん。「愛知県産の木を使っていることや、シラス壁の風合い、梁を見せるデザインなど、まさに理想通りでした」と奥さま。動線と使い勝手のいい収納にもこだわり、玄関からマルチアクセスができる住まいを叶えた。帰宅後、着替えてから手を洗うご主人のため、ファミリークローゼットを玄関の横に配置。手洗いスペースは玄関ホールにあり、浴室やキッチン、リビングともつながっている。LDKに造作した壁面収納もポイント。置く物に合わせて棚の奥行きと高さを設計し、スッキリとした印象に。階段下には、お茶の稽古で着物を着る機会が多い奥さまの和だんすを造作するなど、スペースを有効活用。「これ以上はないと思えるくらい間取りも収納も完璧です」とお二人。吸放湿性に優れたシラス壁と無垢材の相乗効果で、雨の日でも家の中はカラッと気持ち良く、子どもたちも元気いっぱいだ。