ダイニングの奥にある造り付けの家具は、『カー サ』イチオシの床下エアコンを隠すための造作家具。 夜間に運転させておけば、冬の早朝でも床が冷たくならずに快適。夏も、これ1台で1階全体が涼しくなるそう

遠くからでも目を引く大きな屋根と、住むごとに味わいを増す塗り壁が印象的。『カーサ』が設計した庭の緑や、青い空とのバランスも良い

当初はLDKに吹き抜けを要望していたNさん夫妻。「担当の渥美さんから空調の効率が悪化することも考え、吹き抜けではなく天井を1段上げる提案をいただいて。これだけで開放感は出ますし、2階に小屋裏収納を造ってもらえて大満足です」とご夫妻

2階の子ども室は、将来仕切って2部屋として使う予定。現在はここを寝室代わりにして全員で眠る

階段を上がると、蔵書がずらりと並ぶ造作書棚がお出迎え。ここにまとめることで本がスッキリと収まる

玄関ドアの右側にあるガラス戸の中は、ブラックバス釣りの趣味を持つご主人が、自ら描いた設計図をそのまま再現した土間収納。

釣りが趣味のご主人のお気に入りの場所。収納家具は、大工が造作したオリジナル

芝生の配置、花や木々のセレクトも『カーサ』に一任。お気に入りの外観にぴったりに仕上がった庭が、子どもたちに四季の移ろいを感じさせてくれる

キッチンから。収納の家具やテーブルなどもすべて造り付けで統一感を持たせる

キッチンカウンターは収納力のある造り付け家具を設けた。見せる収納と隠す収納を使い分けることで、LDK空間をすっきりと見せる

陽当たりのよい南側にはくつろぎ空間のLDKと寝室を配置。北側はパントリー・トイレ・洗面など生活設備を集中させ、ゾーニングしている。LDKは22畳の大空間ながら、ハイブリッド断熱と全館床下暖房で1年中快適。せっかくの広々空間に余分な家具を置かなくてもすむように、収納は綿密なプランですべて造り付けとしている

LDKは奥さまがこだわったブルーがポイント。腰壁の部分はクロス張りにし、ニッチカウンター下の収納部分は造り付け家具で色を合わせた。リビングの横には３畳分の畳コーナーがあり、子どものお昼寝やおもちゃ遊びにと活躍している

窓が大きく、太陽光がたっぷり注がれるLDK。「自然光を優しく反射するように」と、マットな素材の床材を選んだおかげで、ふわっと家族を包み込むような輝きに満ちている。気密性や断熱性は十分で、夏は涼しく冬は暖かく、省エネで暮らせる気配りも嬉しい。カーテンは天井付けにし、家具はできるだけ腰より下の高さにすることで、室内は面積以上の広さを感じさせる。元美容師で、インテリアが大好きな奥さまが、インスタなどを見ながら研究したアイデアがいっぱいだ