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築120年の古民家を改修。人が集まるコーヒー店に

公開日:2019-07-30

イエタテ編集部 ライター:イエタテ編集部

築120年の古民家を改修。人が集まるコーヒー店に

好きな場所にすみ、好きなものを身にまとい、好きなものをいただく。 そんな小さな幸せが日常にもたらす〝彩り〟。 今回は衣・食・住にまつわる職に就く、〝彩りのプロ〟4人を取材。 なぜその暮らしを選び、家族とどんな時間を過ごすのか。 4人の日常から豊かな暮らしのヒントを得る。

セルフリフォーム&プロの力で自宅兼店舗を作る

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「会社が借り上げていたアパートを出なければならなくなり、いい機会だから自分たちで改修できそうな古民家を手に入れたいと家探しを始めました」
と話す奥さまの幸恵さん。10軒以上の古民家を見て周り、身の丈に合う家を見つけた。

実は、古民家を手に入れた後、直之さんの仕事の都合で、森町を離れ、首都圏で都会暮らしをしていたことも。
しかし、東日本大震災の際、直之さんは帰宅難民になった。近所付き合いが希薄な都会より、人の温かみがある森町で暮らしたい。
そんな想いから仕事を辞め、夫妻で自分たちらしく、森町でのんびり暮らすことを選択した。
そして、直之さんは自宅にコーヒー店をオープンし、幸恵さんも農家へと職を変えた。

直之さんのお店には、さまざまなお客さまが訪れる。
外で子どもを遊ばせ、その様子を見ながら窓辺でコーヒーを飲む人、ツーリングの休憩に立ち寄る人、夕方・仕事帰りに立ち寄る人。
カウンターに座り、直之さんとコーヒーの話や世間話をしていく。

森町のイベントにも関わる夫妻を中心に、自然と人が集まりつながっていく。
夫妻の話から、人と関わる温かい暮らしの大切さが伝わってきた。

コーヒーで人と人をつなぐ交流点の一つになれたら

コーヒーで人と人をつなぐ交流点の一つになれたら

直之さんは、注文ごとに豆を挽き、お湯の温度を測り、一杯一杯心を込めてハンドドリップで淹れていく。
店内に香りが湧き立ち、店内で緩やかに流れるクラシック音楽と、外の鳥や虫の声が空間に溶け込み、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうになる。

直之さんは「森町に人が交流できる場所をつくりたかった」と話す。
立ち寄るお客さまは、おしゃべりしたり、くつろいだりと、思い思いに時間を過ごしていく。

プロの手を借りながら自分たちで古民家をリフォーム

プロの手を借りながら自分たちで古民家をリフォーム

直之さんは建築、幸恵さんは不動産業界で働いた経験はあるものの、施工は未経験。
自分でできる改修は自分で行い、断熱材や天井工事、窓工事、水回りなど、プロの手が必要な部分は設計事務所に依頼。
年月をかけ、今の状態に作り上げた。

「断熱材を入れる前は、湿気で布団が湿ってしまったり、天井工事の前は、天井から虫が落ちてきたりしたことも。
構造はしっかりしていましたが、プロの手も必要でした」と幸恵さんは話す。

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イエタテ編集部
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