住宅やマンションがひしめく赤電沿線に佇むＯ邸。玄関扉を開けると、三人家族にしては広過ぎる贅沢な空間に思わず息をのんだ。「この無駄がかっこいいんですよ」と笑顔で話すご主人。狭小地でも伸び伸びと心豊かに暮らしたいと、玄関ホールとサニタリーは広めに、LDKの天井も高くして開放感を出した。道路からの目線を避けるために2階に配置したリビングは、実用性よりもデザインを優先したラグジュアリーな空間で、奥さまお気に入りのアイランドキッチンに家族が集う。見た目重視とはいえ、『コットンハウス』の代名詞とも言える外断熱工法と床暖房を採用したことで、結露のない快適な住環境を実現。16畳のスカイバルコニーは、プライバシーを守りつつ、野球の練習やバーベキュー、花火などを満喫できる。土地が狭くても広く暮らせるデザイン住宅は、センスの良いＯさん家族にぴったりだ。