木材を使い、よろい張りを採用したこだわりの外観。家の傷みを軽減する配慮として長く出した軒もカッコいい

土間には小上がりを設置。続くLDKは窓の外に美しい景色が広がり、開放感たっぷり。穏やかな自然を感じるだけで、家で過ごす時間が特別なものになる

玄関扉を開けると、横に続く明るい土間。小上がりや丸窓など、和テイストを随所に散りばめた

料理をしているときも、リビングで過ごす家族と会話を楽しむことができる

LDKの床にはオークの無垢床、天井板には建具と同じシナベニアを採用。白い壁と無垢材の組み合わせが、室内全体を柔らかく見せると共に、空間に表情をつける

空間を仕切り、客間としても利用できる和室。「子どものオムツ替えや自由空間としても満足の、使いやすい空間となりました」と奥さま

生活感の出やすい洗面は、収納計画をしっかりと。窓を設けた明るい空間にすることで、圧迫感をなくした

2階の洋室には天井いっぱいの三角窓を。板張りの外観に表情をプラスする

親世帯の玄関。軒天に無垢材を使い、あたたかみを出した

「本物を使いたい」というWさんの希望で軒天なども無垢の木に。エントランスと中庭の間に設けたアイアンの造作建具にもこだわりが光る

COOLとモダンが共鳴する大人カッコイイLDK。3方向にグリーンの景色が広がり、どこにいても癒やされる。長く軒を伸ばしたウッドデッキが家の外と中をつなぎ、自然との一体感が心地いい

昔懐かしい縁側のようなウッドデッキ。天気のいい日はここにテーブルを出して朝食を楽しむ。深い軒が夏の直射を遮り、太陽高度の低い冬はキッチンまで光を届ける

本当に必要なモノだけを長く大切に使うミニマルな暮らしを楽しむNさん。玄関のシューズクローゼットもこれだけで十分。洋風の甘い雰囲気にならないよう、垂れ壁のアーチの角度を丸くしすぎないのも『KANAZAWA STYLE』のこだわり

アイアンの手すりやナチュラルな色使いなど、長く飽きのこないデザインは奥さまのこだわり。構造上必要な筋交はできるだけ存在感をなくすために線の細いステンレス素材を使っている

ラグジュアリーなデザイン空間が心地いいLDK。一面の大きな窓から見える庭の景色は絵画や写真のような美しさ。エアコンを天井にビルトインして、空間をよりすっきりとカッコよく見せている。家具のセレクトにも施主さんのセンス、こだわりが光る

視線を避け、採光と通風を考えてLDKを2階に配置。長いカウンター、キッチンの背面収納を無垢材で造作し、空間に統一感を出した。センスのいいソファや照明器具は『タクト』の大石さんがショールームや家具SHOPに同行してセレクトしてくれた

和風が好きなご主人と洋風が好きな奥さま。お二人の希望をバランス良く採用した和モダンの外観が完成した。先人の知恵を活かした長い軒が夏の直射を遮り、冬は室内の奥まで陽だまりを届けてくれる。隣の実家との「スープが適度に冷める距離」も心地いい

明かり取りの大きな窓からさんさんと太陽の光が差し込む吹き抜け。植物たちも元気に育ちそうだ。木をたくさん使った空間は「自然が大好きでアウトドアやキャンプが好き」というKさんご夫婦のご希望。「カッコいい家もいいけど、プライベートはやっぱりリラックスする場所。自然に近い雰囲気で落ち着きます」と話してくれた