広い吹き抜けも全館空調なら寒くない。祖父から引き継いだソファの色に合わせて壁の一面をグリーンに。造作のTV台は床から浮いているように見えるデザイン

リビングから愛車を眺め、ガレージに出入りしたいという希望を叶えた。吹き抜け上部の空調室内にあるエアコン1台で家全体が1年中20℃台の快適な温度に保たれる

ガレージ内は車体のレッドが映えるシックな空間。向かって左側のドアが玄関に通じている

カウンターとつながったダイニングテーブルは造り付けでオーダー。モロッカンタイルの壁がアクセント

ご主人はモダン、奥さまはかわいい感じの外観を希望。下の駐車場へ行く階段をうまくつなぐこともでき、双方の思いを汲み取った個性的なデザインになった

玄関は建物の角を避け、少し奥まった位置に。木の質感のある外壁がぬくもりを添える

庭に面した浴室に窓を付けたのはご主人の希望。目隠しに植栽を植え、フェンスも付けた

寝室のウォークインクローゼットの中にはご主人のパソコンスペースと奥さまのドレッサーを設けた

全館空調「パッシブエアコン」で一年中ゼロエネルギーの快適な暮らし

1Fトイレは、壁の一面をグリーンにし、落ち着いた雰囲気に

吹抜けの高窓からたっぷりの光が差し込むLDK。全館空調により上下階の温度差がなく一年中快適に過ごせる

吹き抜けと和室で縦横に広がりを持たせたLDK。シンプルさを大事にしつつもブルーのドアや照明で自分たちらしさを出した。エアコンがなくすっきり見えるのも全館空調ならでは

環状線からの目線を遮りつつ、カーテンなしで外の景色が見えるよう格子塀を設置した。全館空調でエアコンの室外機を置く必要がないため、見た目もスッキリ

家族全員が横一列に座ってTVやホームシアターを鑑賞できるよう、壁付けの長いソファを造作

ホテルのスイートルームを思わせるラグジュアリーなLDKは、シンプルな中にもラインの美しさが光る。ソファは横浜まで買いに行ったご主人のこだわり。TVステーションは、一面に天然石を貼って、ゴージャスな仕上がりに

吹抜けのリビング。床から天井まで届く大容量の本棚を東西の壁一面に造作。大きなピクチャーウインドウから見おろす街並みの景色が、額縁で切り取られた絵画のように美しい。全館空調システムを採用したことで、これだけの大空間でも上下階の温度差がなく、一年中快適に過ごせる

これが全館空調システムの肝となる2階階段ホールの空調室。可動しているのは通常の家庭用14畳のエアコン1台（もう一台は予備）。これだけで子世帯すべての空間の空調が可能となっている

ロフトまでの吹き抜けが明るさを生むリビングダイニングは、自然素材と全館空調のぬくもりを感じられる場所。30mm厚を誇る無垢アカマツの床と、その下を流れる快適な空気に包まれているような感覚に。暮らしに合わせて『瀧口建設』が造作したTVボードや収納もなじむ