家を建てる時には、家具や雑貨も含めてテイストを合わせたいと考えていたIさんご夫妻。実際にどんな家が欲しいかをじっくりと相談した結果、お二人の結論はフレンチナチュラルに行き着いた。温かく優しい雰囲気にしたかったと選んだ無垢のフローリングは、時を経ての風合いの変化も楽しみだそう。アンティークテイストが似合うダイニングキッチンと、ナチュラルな素材感を活かしたリビングは分離し、それぞれが家族のくつろげるスペースにした。これは将来、1階のリビングとそれにつづく和室は親世帯が、水回りは共有し、Iさん世帯は2階で暮らせるようにとの、両親と同居することを見据えた設計でもある。2階の陽当たりの良い場所に設けたセカンドリビング。ここには、ちょっとした仕掛けも。本棚の向こうに隠れた小屋裏部屋だ。希望通りの家で、未来に続く暮らしが始まった。