Sさんは30年来のファンである『小玉建設』に自宅の建替えを依頼。将来２世帯で暮らせるように、延床約64坪のワイドな住まいを実現した。ＬＤＫは、家族がゆったりくつろげるように空間を広々と確保。高級材として知られるマホガニーの床や、カリンのキッチンカウンター、ヒノキの大黒柱など、同社ストックの上質な無垢材を用いた空間が、優雅な落ち着きを感じさせる。「こんなにすごい材がよくあったなぁと感心しました。さすがは『小玉』さん。長い間惚れ込んできただけありました」とご主人。続き間の和室はスギ板張りの格天井が存在感を放ち、造作建具を開け放てばＬＤＫと一体化して開放感が倍増する。「南面の軒を深くしたので眩しくないし、窓を開けると心地いい風が入ってきます。高気密・高断熱のせいか、大雨でも雨音に気づかない程静かです」と奥さま。飾り棚やニッチにお気に入りの陶器やガラスを飾って、日常をいっそう楽しめるようになったという。