山梨県
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自然が大好きな夫婦が、お気に入りの植物を植えた庭をいつも眺められるように。そう考えて設計された新居は、キッチンやリビングからも景色を感じられるつくりだ。家族が集うリビングは一段下げたローフロアと、吹き抜けのように広がる天井が開放的。この空間に夫婦が好きな音楽がいつも流れている。窓を介してつながるプライベートテラスも快適で、日中は爽やかな風を感じながら過ごし、夜はお酒を飲みながら夫婦の会話も楽しめる。リビングとキッチンの間につくられた造作ベンチ付きのカフェ空間「モーニングスペース」は奥さまのお気に入りの場所。朝日を浴びながらコーヒーを飲んだり、家族を送り出した後にほっと一息ついたりなど、一人の時間を楽しめる。リラックスした日常を過ごせるように、暮らしにゆとりを生む家事動線もポイント。キッチンに隣接した3畳のパントリー、使いやすいランドリー動線、2階のファミリークローゼットまで配慮が生きる。朝も昼も夜も、この家が家族の幸せを紡いでいく。
耐震性
耐震等級3相当
省エネルギー性
C値(0.5)、UA値(0.54)
通風・換気性
換気システム 第三種換気
家の南側には玄関、リビング、ダイニングキッチンを広く取り、北側には暮らしを支えるスペースを用意。キッチン北の3畳のパントリーや、リビング北の造作洗面、ガス衣類乾燥機付きランドリー&脱衣室、浴室が家事の時短に役立つ。キッチンは壁付けにすることで、窓からの景色を楽しんだり、ダイニングとの距離を縮められるメリットも。テラスやリビング、モーニングスペース、ダイニングキッチンまで一体化させながら、ゆるやかにゾーニングすることで家族一人ひとりが自由に過ごせる
ご主人が落ち着いて仕事ができる書斎は、窓から広がる景色も楽しめる場所。仕事に集中しすぎないように、造作格子戸には透明ガラスを採用し、寝室とのつながりを演出している。このほか、家族全員分の衣類がしまえる大きなファミリークローゼットが備わり、片付けがラク。子ども室は将来間仕切りが可能で、子どもの成長に合わせて活用できる
考え方や生活スタイルを確立されているKさん。ご家族が落ち着ける素材感、好きな植物が見える庭、休日の過ごし方などを模索し、窓の配置からプランニングしました。リビングやモーニングスペースで過ごす時、ふと外に視線を移した時に見える軒天の木貼りが魅力のひとつです。
一級空間意匠士、ライフスペース・スタイリスト金原 勇介さん
設計者名 | 都田建設 DLoFre's |
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施工社名 | 都田建設 DLoFre's |
敷地面積 | 180.57㎡[54.62坪] |
延床面積 | 98.15㎡[29.69坪](1階 51.78㎡、2階 46.37㎡) |
施工面積 | 109.74㎡[33.19坪] |
構造・工法 | 木造軸組工法 |
竣工 | 2023年6月 |
施工期間 | 6か月 |
外部仕上げ(屋根) | アスファルトシングル |
外部仕上げ(外壁) | 塗り壁、木貼り |
内部仕上げ(床) | 無垢材 |
内部仕上げ(内壁) | 塗り壁、タイル、チーク材 |
内部仕上げ(天井) | 塗り壁、チーク材 |
使用メーカー(バス) | TOTO |
使用メーカー(トイレ) | TOTO |
使用メーカー(キッチン) | WOODONE |
使用メーカー(窓・サッシ) | LIXIL |
設備・施設・その他 | 造作洗面 |
私たち夫婦は、ふたりとも大学時代に山岳部に所属していました。大自然の中で鳥の声や風の音を聞きながら過ごすことが好きです。だから新居も自然を身近に感じながら、ゆったりとくつろげる空間であることを望みました。自然素材をふんだんに使いながら、庭づくりも含めて家全体をプロデュースしてくれる『ドロフィーズ』さんに夢を託しました。デザイナーの金原さんが私たちの思いによりそって、家族の息遣いを感じながらもくつろげる場所を設計してくださったので、家で過ごす時間が大好きな山にいる時と同じくらい心地よいものになりました。
子どもが生まれ、独身時代から住んでいるアパートが手狭になったためです。妻の実家近くに新築しようと決め、『ドロフィーズ』さんに土地探しからお世話になりました。
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