30社以上を回るなか、家づくりの方向性を決めたのはある工務店での「家はデザインよりも性能」という言葉だった。流行は移ろいゆくけれど、素材がもつ性能は裏切らない。後々まで「資産価値がある家がいいな」とMさんは考えるようになった。その結果、自然素材を選びその快適さを肌で感じている。夏場はモワッと感や床のベタベタがなく、昼間は窓を開け、扇風機で過ごす。冬場はリビングのガスストーブ1台で2階まで暖かく、エアコンいらずだという。室内干しの洗濯物も、夜干しても朝には乾き、においも気にならない。家の雰囲気はナチュラルそのもので、淡い色味の木材が部屋全体をやさしく包み込む。リビングのロープや庭の鉄棒はまるで公園のよう。「ウッドデッキもよく活用していて、先日はバーベキューをしました」とほほえむMさん夫婦。自然を感じ、自然と遊べるマイホームになった。