ご主人こだわりのアメリカンブラックウォールナットのフローリング。薪ストーブが家全体を暖める。吹き抜けにしたことで構造梁材が現れ、空間のアクセントに

南面に大きな窓とウッドデッキをもうけ、日あたり抜群に。2階部分の屋根には7.0kw分の太陽光パネルを設置

大きく出した軒と薪ストーブの煙突が印象的。夏の日差しは大きく出た軒で遮りつつ、冬の日差しを家の中に招き入れる

屋根の傾斜に合わせ家の南面は吹き抜けに。外観からは想像できないほど開放的なLDKになった。いずれハンモックを吊るすそう

ヒノキの一枚板をそのまま使用したキッチンカウンター。キッチン奥にはパントリーと勝手口を配し、買い物やゴミ捨ての家事動線を短縮。時短につなげる

2階のトイレ＋造作の洗面スペース。忙しい朝の身支度も2か所に分けることで効率化

手摺兼用のカウンターはヒノキの無垢板で。シューズインクローゼットを設け、玄関はいつでもすっきり

コロナ禍で増えた玄関ホール手洗い｡Cさんが用意した信楽焼の洗面ボウルを設置

ウォールナットのフローリングに、淡い水色のアクセントウォールをあわせた寝室

吹き抜けを通して2階まで暖めてくれる、リビングの薪ストーブ。ピザづくりや煮込み料理にも大活躍

「板倉造り」ならではのスギ板張りの壁を意匠に生かしたリビング。薪ストーブの下の床はタイル張りに。冬は室内全体に薪ストーブの暖が行き渡る

2階ホールにブラックウォールナットのカウンターを造作。「部屋以外にも家族の居場所を作りたくて」というご主人の要望を叶えた

キッチンはブラックでまとめてクールな印象に。大容量の背面収納は奥さまのこだわりで、引き戸を閉めて全体を隠すことも可能

プランニングの中心になったのは、友人の家で見てぜひ取り入れたいと思った薪ストーブ。仕切りがなく吹き抜けのある1階の大空間はもちろん、2階までしっかりと暖めてくれて、その快適性は想像以上だそう

モルタル風のクロスと、オークのフローリングの組み合わせが落ち着きを感じさせるリビング。薪ストーブは料理にも利用でき、最近はブルーベリージャムがおいしく仕上がったという。もちろん、寒い冬は家中に心地よい暖かさを運ぶのが薪ストーブ本来の役割。あまりの気持ち良さに、子どもも床に寝そべっていつの間にか夢のなかへ

キッチンから家族を見渡せる、オープン感覚のLDK。通常よりも30cm高い天井で、より広く感じられる。表情豊かな床は、世界三大銘木で知られるブラックウォールナット

同社ならではの頑強な構造により、優れた耐震性と開放感を両立したLDKには、さらりとした質感のヒノキが家全体に敷き詰められた。薪ストーブ部分の床と壁には御影石。同じ形の石が張られることが多いが、上にいくほど幅を狭くするなど細かな要望が叶えられた

生活の中心となるLDKは2階に配置。高級感あふれるウォールナットのフローリングと白い壁のコントラストが美しい。建物の気密性が高いので、赤電沿いとは思えないほど静か