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注文住宅はどれくらい思い通りの家が作れますか?
「注文住宅」といっても会社や工法によって、できることや制限されることは変わってきますか?
また、間取りを考える上で、気を付けた方がいいことや失敗しやすいことがあったら教えてほしいです。
自分たちのイメージを、インターネットの写真などを使って具体的に担当者に伝えることが重要です。(イメージはそれぞれなので曖昧はダメです)
スキップフロア、ダウンフロア、リビング階段、屋上庭園など、構造上のことはできるかどうか契約前にしっかり確認してください。
細かいことは契約後に打ち合わせの段階で決める場合が多く、その会社が扱う部材の中から選びます。
どうしても使いたい部材やテイストがある場合は、前もって確認しておいた方が安心です。
イメージがしっかり伝わり、些細なことでも相談でき、プロからのアドバイスももらう、
そんな関係が担当者とできていれば、だいたい思い通りの家ができるのではないでしょうか。
間取りを考える上で失敗しやすいところは、
“広いリビング”“広いキッチン”“広い寝室”という広さにこだわってしまうこと。
必要な場所に必要なサイズの収納を設け家事動線に配慮すれば、
日々の片付けストレスに悩まされることなく、暮らしやすさを感じ、家族の笑顔も増えますよ。
最近人気なのは玄関に収納クローク、キッチンにパントリー、
洗濯機やバルコニーの近くにランドリースペースです。
気を付けることはコミュニケーションスペースとプライベートスペースのバランスではないでしょうか?
バランスはそれぞれですが、ウッドデッキでバーベキューなどコミュニケーションスペース、
ホームオフィスのように個々が集中して仕事やパソコンなどできるスペース、
どちらも必要ですが自分たちに合ったバランスを!
注文住宅はオーダーメイドになりますので、間取り自由度が高く、住まい手の要望を多く取り入れることができる住宅です。
もちろん工法や会社によっての間取りの制限は変わってきます。
例えば、「鉄骨造」住宅は、柱と柱のスパンを広くとることができるため、「木造」住宅よりも大きな空間を確保しやすくなります。
「木造」は、「鉄骨造」に比べ細かな自由度が高いので、変形地や狭小地での自由度は高いといえます。
また同じ「木造」住宅の中でも、「在来軸組工法」と「2×4工法」で、間取りを作る上での構造上の制限が変わってきます。
もちろん工法だけでなく、その会社の設計の考え方や姿勢で、間取りの制限がでてくることもありますので確認が必要です。
住まい手の方が、どんな家にしたいのか?またどんな暮らしを実現したいのか?
その要望が叶う工法かどうかで選んでいくべきだと思います。
そして気をつけて頂きたいのは、間取りだけでなく、耐震性や断熱性、耐久性、予算面も含めて、住まい手の望まれる暮らしを実現できる工法なのか、検討されると良いでしょう。
間取りを考える上でのポイントは沢山ありますが、
一つあげるとすれば「土地」の条件を最大限活かすことだと思います。
立地によってのメリット、デメリットは必ずあります。
その土地でどのように光や風を取り込み、周辺環境や景色をいかしていくか。
土地のデメリットを抑え、メリットを最大限活かしていくことが大切ではないでしょうか?
住んだ後、後悔しないために新しい住まいでどんな暮らしを実現したいか。
また今の住まいでの改善したいことなど、優先順位をつけてまとめていくとよいでしょう。
そして注文住宅は「カタチ」のない「住まい」を作り上げていく作業です。
「住まい手」と「造り手」の信頼関係がなければ、思い通りの「住まい」はできません。
「住まい手」の想いをくみ取ってくれ、双方向のコミニケーションがとれる会社選びが大切だと思います。
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