家づくり Q&A

ご参考にしていただければ幸いです。
　
家づくりはイニシャルコストも大事ですが、合わせてランニングコストのほうが大事と考えます。
ほとんどのお客様は35年ローンを組まれます。
最低でもその間のランニングコストの話ができる会社さんと家づくりを進めてください。
家を買う資金計画よりも35年間の生活費のエビデンスが大事です。私は縁を大事にしています。


下記画像は、お客様の実際の電力使用量です。
エアコン一台で家中快適本物の家づくりご提案させていただきました。

家づくりにおいて、ランニングコストを検討するのは本当に重要です。
特に外部は、風雨にさらされたり、灼熱の太陽光が照射され続けたりと、非常に過酷な状況下でも耐えられるものでなければいけません。

・屋根材
弊社では防災瓦をお勧めしております。また、一般的な瓦ですと、ケラバ（屋根の端）の袖瓦の形状に致命的な欠点があります。なので、弊社では一体型の形状の瓦を使用しています。

・外壁仕上げ材
外壁材にも、数多くの資材がありますが、劣化するのはコーキング部分（外壁の継ぎ目を充填剤で埋めたところ）です。コーキング部分を表に出さない商品を選択し、雨風にさらさないようにしましょう。可能なら、上から親水塗料などを塗布するのがおすすめです。

・下地
いろいろ申し上げましたが、実は、一番大事なのは仕上げではありません。その下地です。屋根でも外壁でもそうなのですが、外部の材を超えて、壁内に入ってきた空気をそのままにしてはいけません。通気させる必要があります。
家の外部をきちんと納めるには、時として相反する「防水性」と「通気性」を両立しなければいけません。
仕上げる材料や、建物形状で、納まりはすべて変わります。
この2つのキーワードをちゃんと理解している設計者が設計し、それを正確に実現できる施工者（大工）が施工することが、長い目で見れば、最もコストダウンできる家になるのです。

建てた後のメンテナンス費を考えて新居を検討する事は非常に大事だと思います。ご質問者様のようにそこを検討する事で最終的にお得な住宅を建てられると思います。

ご質問者様が検討しているようにまずは外部が面積も大きく、メンテナンス費用も大きいので一番大事なポイントだと思います。
メンテナンス費用だけではなく、長く住むマイホームで最終的に出費を抑えられるをポイントを優先順位順にあげてみます。
・地震に強い家を建てる。
・長持ちする腐らない結露対策のしっかりした家を建てる。
・健康に過ごせるような家を建てる。
（健康で過ごすことが大事だと思います。空気環境の良い家、断熱性が高くヒートショックの無い家。湿度をコントロールされた家など）
・将来も考えた最適な間取りの家を建てる。（生涯建て替えのいらない家に）
・外部にメンテナンス費用のかからない家を建てる。
・長期優良住宅など国のお墨付き住宅を建てる。（売却時の資産価値が高まる。万が一にリバースモーゲージを使える有利な家を）
・光熱費を抑える為にソーラーシステムやＬＥＤ照明や高機能給湯機などを採用する。
・白アリに強い家を建てる。
・無料保証の長い会社で建てる。
・デザインの満足できる家をたてる。（長く住む住宅ですから愛着のある家を建てると大事にできると思います）

色々と大事なポイントがあると思いますが、特に大事だと思う個所をあげてみました。


ご質問にありました外部の耐久性の高いオススメ商材は、
外壁は乾式タイル張り。もしくはシーリングのいらないサイディングがお勧めです。
屋根は陶器瓦。もしくはガルバ鋼板。金属防水限定なら屋上もお勧めです。
あとはＦＲＰバルコニーは定期的にメンテナンスが必要です。バルコニーが本当に必要か検討してみる事も良いかもしれません。雨の事や花粉の事や奥様の家事軽減を考えるとランドリースペースを設けてバルコニーをやめてしまう事も当社では多くなっています。そうすれば５０年位までメンテナンスコストのかからない住宅もご提案可能です。
余談になりますが、床を無垢材にすると長く愛着もって楽しめると思います。壁も漆喰にるとクロスと違って張り替えする事がなく年数とともに味が増すと思います。床を無垢にして室内壁を漆喰にすると調質効果が高く気持ちの良く過ごせます。

お話しをしだすとキリが無く、長くなってしまいそうなのでこの位にしておきます(^^;

だれだらと書いてしまいましたので誤字脱語やわかりにくい文章になっていると思います。お許しください。
質問者様の素敵がマイホームが完成する事をお祈り申し上げます。