フラットなデッキから室内の床のタイルへと境界を曖昧にして、室内外の連続感を高めている

リビングは片流れ屋根の形状に合わせた勾配天井に。天井が高くなった吹き抜け部分にはスリット窓を設けた

光の表情を美しくとらえ、こだわりの木や石の素材のナチュラルな風合いを生かすために、インテリアは白を基調にした

庭とテラスをフラットにつなげ、自然との近さを活かした、平屋ならではの気持ちのいい空間に

玄関アプローチは南側コートとつながり開放的な印象。ガラスをはめ込み、視線の抜けとプライバシーを両立

玄関とガレージにかかる屋根は2.5寸勾配とし、低重心でやわらかなフォルムに。上品な存在感を実現

外と中を曖昧につなぐタイルデッキ

デッキまでフラットに連続。外部との境は観葉植物を置くためタイル敷きに

内と外がフラットに連続。庭までリビングに

ウッドデッキが外と中を曖昧につなぐことで、より開放感が生まれた

リビングとフラットにつながる6畳のテラスデッキは、バーベキューもゆったりと楽しめる。軒天井とリビングの天井を同素材の無垢板張りに。床も同素材のタイル張りにして、内から外への連続性を強めた

LDKは窓側の床をパティオと同じタイルに。下がり天井もパティオの軒天と統一し、外と内の境界をゆるやかに

リビングに大開口サッシを採用。さらに、天井のレッドシダー、床のタイルといった同素材がバルコニーから室内に連続することで、外と内とのつながりが生まれた

リビングとフラットに繋がるウッドデッキ。軒天を室内の下がり天井と同じレッドシダーで仕上げ、内と外の一体感を強調した

リビングから眺めるテラス。南側にはテラス窓があり、ウッドデッキと連続。光と風を取り込んで室内に開放感をもたらしている

無垢と珪藻土に包まれた空間は、庭とのつながりも自然。深い軒に守られたウッドデッキが内と外の境界をあいまいにし、一体感を深めている