元プロスノーボーダーのご主人は、10代の頃から世界中を転戦していた。そんなグローバルな環境で育ったこともあり、家づくりにおいては、いかに家で楽しく過ごせるかを重視した。高台から絶好のロケーションに完成した家は、リゾートホテルのような雰囲気で、帰ってくるたびにワクワクする。玄関を入ると吹抜けが広がり、リビングの奥まで視線が抜けていく。土間玄関の奥にあるドアを開けるとそこは夫婦だけのバーラウンジ。大きな開口部で外と内のつながりを持たせたLDKは、圧倒的な開放感に満ちている。寝室から浴室、脱衣室、バスコートにつながる動線はまさに別荘だ。2階は子どもたちが巣立った後に無駄な空間にならないよう、省スペースに抑えた。「家にいる時間がいちばん楽しくて、どこにも出かけたくないですね」と奥さま。子育て目線ではなく、夫婦が楽しく快適に暮らせるように設計された家は、子どもにとっても居心地がいい。