木のボックスを並べて屋根をかけたようなフォルムは、まるで美術館かカフェのよう。室内からは広大な庭を眺めることができ、窓を開け放つと自分が家の中にいるのか、それとも外にいるのかわからなくなる。このモデルハウスは「平屋の展示場を見てみたい」という顧客ニーズに応えて計画され、建築家デザイナー数社が設計コンペに参加。建築家の意匠を、高い技術と丁寧な施工で形にしたのが「庭の棲」だ。“庭と共に暮らす”をコンセプトに、庭と家の境界はできる限り曖昧に。テラスは庭先から室内まで引き込み、掃き出し窓は全開口にできる仕様。床から天井まで届くガラス窓は閉めていても視線が外に抜け、天井高に合わせたハイドアも室内の抜け感を演出する。また壁にも外壁と同じレッドシダーを使い、どこにいても自然を感じることができる。平屋ならではの庭を活かした家づくり、庭を身近に感じる平屋での暮らし方を、現地で体感してみよう。