建物奥にはドッグラン。スペースを確保できる広さと形状も、この土地を選んだ理由

リビングの窓からはとっておきの富士山の姿が。「富士山をどう見るか」を意識して間取りを計画し、土地の魅力を最大限に引き出した。キッチンは料理好きの奥さまが依頼したオーダーメイド。また、地元の新聞紙を主原料による自社製造のセルロース断熱材「富士産eco断熱」を使用。断熱のほか、防火・防虫・防カビ・吸音・調湿など多くの機能を発揮。M邸では、静岡県基準の約2倍の断熱性UA値0.44（北海道基準0.46）、実測C値0.9を実現。

玄関から小上がりまですべての床に、滑りにくく、キズつきにくいフロアを採用。右手のパントリーは使い勝手と壁の色合いを丁寧に吟味

和の雰囲気はご主人の希望。壁をシックなタイルに、ボウルは陶器製を選択

キッチンは白いタイルで洗練されたデザインに。特注のアイランドキッチンは多彩な収納に複数のコンセントと機能性も抜群。右手の扉の先には水回りをまとめ、家事効率を高めた

海外の住宅のような明るく開放的な玄関を希望。照明もアメリカから輸入したものを取り付けてもらった。広いシューズクロークにはワンちゃんグッズもたっぷり収納

玄関側は平屋には見えないフォルム。吹き抜けと小屋裏の収納が、空間と日々の暮らしにゆとりをもたらしている

ウッドデッキがリラックス感を演出。通りから高くなっている立地のため、プライバシーが守られ、ゆったり過ごせる

土地探しから『ひだまり工房』がサポート。コンパクトな土地でも、建物の配置を工夫することで、十分な広さの庭と3台分の駐車スペースを確保できた

建物の費用とのバランスを見ながら、希望の土地を入手できた。南側に庭を設けつつ、4台分の駐車スペースを確保するなど、土地形状と周辺環境に合わせて敷地全体を計画

窓を大きくとり、光と風をたっぷりと招き入れる南側の外観。独特な土地形状を活かして、庭も広く確保できた。アメリカンフェンスもおしゃれ

駐車スペースもたっぷりと確保。敷地奥には子どもが遊べる広い庭も

広さを確保した玄関の奥にはさらに収納スペースが。玄関が物置になることなく扱える

住まいはサイズダウンしたが、その分空いた土地を活かして、3匹の愛犬のために人工芝を張った広いドッグランを作った。奥にあるストッカーはSさんがペイントでリメイクした昔の物置

車椅子にも対応できる広さを確保した玄関ホール。右奥の突き当たりに造作棚をつけ、スペースを無駄なく活用している

建物の前に駐車スペース１台分を確保

土地の形状に合わせて、ふたつの長方体を組み合わせたような建物は、窓や建具に合わせた天井高にしたことで落ち着きを感じる低層に。植栽までトータルにデザインしたバランスのいい外観

白で統一した箱型のフォルムに、バランスよく窓を配置した外観。土地に制約がある中、自宅だけでなく周囲の家の採光や通風にまで配慮して、建物の配置や向き、形状を決めたという