一部吹き抜けを採用したリビング。リビングの続き間の和室をオープンにしておくことで、より開放的な空間に。「室内はエアコンの効きもよく、家中に冷気が行き渡って快適に過ごせます。新幹線が通る音も、窓を閉めているときは全く気になりません」と奥さま

夫妻の車が2台並ぶビルトインガレージ付きの外観。ニュアンスカラーのコンビネーションで、スタイリッシュでありながら落ち着きがあって飽きのこないデザインが実現

「無垢の一枚板のテーブルを置くことは最初から決めていたため、それに合わせてインテリアコーディネーターさんに配色や照明の当て方などを提案してもらいました」とご主人。グレーの下がり天井を採用し、照明にもこだわって、特別感のある空間に

キッチンに立つと、リビングダイニングと和室まで室内を見渡せる。内装は白、ベージュ、グレーを用い、ナチュラルで安らぎを感じられる空間にコーディネート

2階に設けた手洗いコーナーは、手洗いボウルやカウンターの素材にこだわってセレクト。こんな空間があるだけで、2階のホールがおしゃれで洗練された雰囲気になる

「寝室は休む部屋なので、ちょっと雰囲気を変えてみました」と奥さま。床の色を寝室だけ変えたり、グレージュの壁紙をアクセントにあしらったりして、落ち着きのある空間に。ホテルのようなシンメトリーな照明も夫妻のお気に入り

主寝室の隣に設けた書斎コーナーは、夫妻がテレワークのときに活躍。テレワークが重なるときは、どちらか一方がここで仕事をし、もう一方は1階のダイニングで仕事をすることが多い

ご主人と奥さまの愛車が並ぶガレージ。収納コーナーやバイクのスペースもあり、愛車いじりがしやすいように空間にゆとりを持たせてある

キッチンの正面にリビングを配置。家族の様子を見守りながら作業ができる。リビング右手にあるドアの先は主寝室で、開けておけばエアコンの冷気や暖気が部屋の奥まで行き渡る

家族が集うリビング。冬は薪ストーブの暖かさが吹き抜けを通じて家中に行き渡る

ロフトからリビングを見下ろす。全開口タイプの大きな窓を開けると光と風が家中に行き渡り、家にいながら非日常的なリゾートライフを満喫できる

木部を濃い色調で統一し、古民家カフェのように素敵な空間が実現。床下エアコンを採用したことで、冬は床からぽかぽかと暖かい。夏はエアコンの冷気をファンで拡散すると家中に涼しさが行き渡る。また、開口部にスリット状のシャッターを設けてあるので、夏の夜にはシャッターを開け、自然の風を取り入れて就寝することも可能

猫スペースへの出入りはリビングからも見える位置にある、小さなアーチから。洗面脱衣場、キッチン、リビング入り口のドアを閉めておけば、猫の行動範囲が限られるので、外出も安心

隠れて用を足したがる猫の行動心理を応用。猫はリビングの専用通路から出入りし、洗濯室側の扉を開ければ掃除ができる。普段は閉めておけばにおわない

リビングには蓄熱暖房機を設置。冬には輻射熱による心地よい暖かさが家中に行き渡る。夜間電力を利用して室内を暖めるため、光熱費をコストダウンできるのも魅力

和と洋が融合したシンプルなテイストのリビング。畳の小上がりは扉を閉めれば独立した和室に。床暖房で家中の空気が暖まり、エアコンいらずの暮らしを送っている

リビングの続き間の和室は、普段は仕切り戸を開放しておくことで、LDKにいっそう広がりが生まれる。来客時には戸で仕切って使えば、まるで高級旅館の一室のような居心地の良さ。湖の風景を眺めながら、リビングとはひと味異なる雰囲気を味わえる

勾配天井を採用したことで視界が広がり、より開放感が生まれたLDK。和室は玄関からリビングを通らずにアクセスできる。パッシブエアコンにより、24時間365日、家中のどこにいても温度差がなく、夏も冬も快適。熱中症やヒートショックのリスクも少ない