「私が子どもの頃によく遊んだ鉄骨ガレージは、祖父が亡くなったあと古道具でいっぱいに。片付けに3か月はかかりました」そうご主人は笑う。壁や天井を取り払って構造躯体まで戻し、新居にするべく大規模リノベーションを行った。奥さまが実家で長年猫と暮らしており、ここでも2匹と一緒に過ごすことを想定した設計に。「1階リビングと2階を吹き抜けで結び、キャットウォークを作ってもらいたくて」と奥さま。リノベーション経験が豊富な『ほっと住まいる』の杉山社長は、鉄骨の構造を生かしながら開放的な吹き抜けと、暮らしやすい生活動線を考案してくれたという。マシュマロ断熱や無垢アカシアの床、塗り壁のおかげで室内は快適で、猫たちものびのびと遊んでいる。「猫用トイレや収納計画も使いやすく、暮らし心地は抜群」そう語る夫妻は、2匹との日常を楽しんでいる。