「3人の子どもが成人し、夫婦の時間を大切に過ごせるように1階をリノベーションしたんです」とWさん。外壁はそのままに内部を解体し、断熱施工や間取り、内装を一新した。暗さを感じるキッチンを対面式のオープン型に、リビング横の和室をなくしてLDKを広くするなど、明るく過ごせる工夫が満載だ。「イメージは北欧風。素材選びに迷って何度も変更をお願いしましたが、根気よく付き合ってくださった杉山社長に感謝しています」そう奥さまは笑う。生活感を隠す収納の工夫、水回りの配置も秀逸なうえ、構造上動かせない鉄骨柱にタイルを貼る提案に大満足。造作カウンターにも映え、まるでインテリアショップのように洗練された雰囲気になった。最近の夫婦の休日は、ソファに座って映画を見たり、17歳になる愛犬を抱いてくつろいだり。この部屋以上にぬくもりに満ちている。