玄関からリビングまで続く土間は、実家と新居を行き来して過ごす愛犬の場所だ。窓から外へ出られるので、庭を自由に走り回らせているそう。壁に犬用フックも設置

約45度の勾配屋根と、撥水性が高く自浄作用のあるドイツ製「Sto（シュトー）」の塗壁が潔く美しい。無垢アカシアのドアや、庭をドッグランのように囲む木塀とも相性がいい

屋根勾配と登り梁を現した吹き抜けのあるLDKは広々。室内の床を覆う無垢の栗フローリングをベースに、白、グレーを組み合わせたコーディネートが清々しい。極限まで床をフラットに使える上吊り引き戸、床の継ぎ目素材まで選び抜く姿勢、植物を飾るために設置したキッチン照明レールなどに、夫婦の暮らしへの真摯な思いが垣間見える

庭を望む大開口から光が射し込み、リビングは常に明るい。屋根断熱や換気システムの力で、室温は快適に保たれる

「活字が大好きで、2歳の娘と一緒に読むことも」そう話すご主人の希望でリビングに書棚を造作

「グラフテクト」のアッシュグレーのキッチンを選択。隣にパントリーも用意

ガス式乾燥機「乾太くん」を導入したランドリールームは収納も兼ねている

帰宅後に手を洗えるリビング前の造作洗面台。タイル貼りがポイントに

アパート時代は狭くて子どもの遊び場所がなかったが、新居では走り回ってのびのびと遊べるようになった

ウッドデッキにつながるリビングの窓は、大きく開くタイプのものを採用。ここを開けて自由に室内と庭を行き来できるので、過ごし方は自由自在だ

リビングとテラスは一続きになる設計に。光と風が通り、家族みんなも自由に外と中を行き来して過ごす

ダイニングからそのまま出られる中庭。隣家からの視線がない場所にあるのでプライバシーを気にせず過ごすことができる。室内で飼う2匹のトイプードルもお気に入りの場所

ガルバリウム鋼板のモダンな外壁にレッドシダーをあしらった外観。土間から直接庭に出られるため、ご主人が自由に行き来してガーデニングを楽しんでいる

特にお気に入りという、玄関から部屋の奥までまっすぐ続く広い廊下。コンクリート調のフロアタイルで仕上げてあり、犬がドッグランのように走り回って遊べる。室内の奥行き感も強調されて、いっそう開放的で広々とした印象を与える

視線を遮る塀に囲まれたバルコニーは、いつも青空を感じられる場所。シャワーも用意され、ここで日焼けを楽しんだり、子どもと遊んだりと自由な過ごし方ができる

人工芝を敷いてフェンスを高めに設け、ドッグランとしても使える庭が完成。ウッドデッキに出て愛犬たちが庭で遊ぶ様子を眺めながら、のんびり過ごすのが楽しみになった

家の内と外を自由に行き来できる回遊動線がプランニングされた平屋。南面のウッドデッキは段差を作り、子どももワクワクできる場所に。来客をこのウッドデッキで出迎えれば、直接リビングへと案内できる

国産ひのきとアイアンでコーディネートされたLDK。柱と梁を現しにした真壁づくりの空間にきれいな空気がゆっくりと流れる。10年以上連れ添ってきた愛犬のさくらちゃんは、広い芝生の庭とリビングを自由に行き来できて毎日ゴキゲン