情緒豊かな竹林を背景に佇む「カーサ」のモデルハウス。オープンから10年を経て室内の木はいっそう風合いが増し、住まいの雰囲気も味わいが深まった。この建物はカーサが設立以来提唱している「標準仕様」に基づいて建てられている。カーサの「標準仕様」とは、安全性、居住性、メンテナンス性を追求し、歳月と共に愛着の増す家を実現するために定められたもの。耐震・制振工法、断熱工法、自然素材の採用を基本とし、具体的には、①国産木質繊維でできた断熱材、②温かみのある外壁の塗り壁、③メンテナンスが手軽にできる自然塗料の内装材、そして新たに④制振装置「ＳＳダンパー」の採用などが挙げられる。スタンダードを徹底して貫くカーサの姿勢は、住まう人にいつまでも愛される家を創ろうという想いの深さの表れでもある。緑豊かな環境の中で、ゆったりと時が流れる空間の心地良さに浸りながら、プロとしての確信と信念を形にしたモデルハウスをぜひ体感してほしい。