「３世帯４世代、計８人の大家族がひとつになって仲良く暮らしたい」「それでも、それぞれのこだわりやプライベートは大事にしたい」。一見では相反するように思える２つの理想を折衷し実現したのが、このお宅だ。男の子と女の子、そのパパとママが暮らす北欧風の一軒家と、１階にひいおじいちゃんとひいおばあちゃん、２階におじいちゃんとおばあちゃんが暮らす和風の二世帯住宅を、中央の渡り廊下が見事に繋げてひとつになった。北欧と和、デザインのコンセプトは異なるが、双方に共通するのはふんだんに用いられた無垢の木。「木の温もり溢れる広いリビング、憧れだったウッドデッキ、短い家事動線とすべてが理想的。大満足です」とパパママが語れば、「冬も暖かくて暖房いらず。安心・安全で快適ですね」とおじいちゃんたちは顔を見合わせて微笑む。大家族みんなが幸せになる家だ。中央の渡り廊下を無邪気に行き来する男の子と女の子が、世帯世代関係なくみんなに笑顔を運んでくれる。